小田急百貨店が新宿店本館の営業を2022年9月末で終了　跡地には260メートルの超高層ビル

小田急百貨店は7月16日、新宿駅西口エリアの再開発に伴い、2022年9月末で新宿店本館の営業を終了すると発表した。営業終了後は2022年10月以降に解体となり、新宿店の営業は新宿西口ハルクで継続する。新宿店本館は建築家の坂倉準三がデザインしたもので、小田急線と丸ノ内線の2棟の駅ビルの外観が同一のパネルにより統一された商業建造物。西口広場とも一体となったデザインで、1967年の全面開業以来、50年以上にわたって新宿駅の象徴的な百貨店として親しまれてきた。

小田急百貨店の新宿店本館跡地には、高層部にハイグレードなオフィス機能、中低層部には新たな顧客体験を提供する商業機能を備える地上48階、高さ約260メートルの超高層ビルを計画している。2022年10月以降に着工し、2029年度の竣工を予定している。