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「シロ」がパッケージレスに移行 4月から手提げ袋も有料化

Feb 5, 2022.西岡愛華Tokyo, JP
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「シロ(SHIRO)」は2月4日、全国の直営店舗でのパッケージレス製品の販売開始を発表した。同ブランドは2020年から、紙材原料である森林資源を守るため、パッケージレスでの製品販売を「エシカル割」としてオンラインストアと一部店舗に限り展開してきた。1年にわたり実施してきたこの取り組みで、現在では同一製品におけるパッケージレス製品を選択する利用者の割合が8割を突破した。この現状を踏まえ、同ブランドは4月1日から、パッケージレス製品の販売を全国の直営店舗に拡大し、その他無料で提供されてきた手提げ袋なども有料化される。

これに伴い、紙箱入りの製品の新たな製造を終了し、ペーパーバッグは別売り(一律55円)での提供となる。なお、「エシカル割」は3月31日をもって終了し、現在の紙箱入り製品の税抜本体価格から3%値引きした価格が製品の本体価格となる。

2020年からオンラインストアで有料で販売されてきた手提げ袋も、4月1日からは全国の直営店舗で有料化される。「シロ」によると、手提げ袋を利用しないことによって削減できるCO2量は、同ブランドが提供する最も小さいサイズで51.13g、最も大きいサイズで331.29gと想定されており、限りある資源を守るためにも4月からは一律110円で販売される。今回の改訂に合わせ、「シロ」が展開する会員制プログラム「SHIRO Membership Program」でのGOLDステージへのランクアップ条件も変更となる。これまでの条件だった「スキンケアもしくはメイクアップ製品のご購入年1回以上」が撤廃され、「SHIRO直営店舗もしくはSHIROオンラインストアでのお買い物に際し、お手さげ袋なしでのご購入年1回以上」が追加される。

また、雨よけカバーおよび簡易ラッピングの無料提供も終了する。4月1日からは、雨よけカバーは各11円、ギフト用ラッピングは一律330円に変更される。

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