「ユニクロ」「GU」を手掛けるファストリの売上収益が３兆円を突破する見込み

「ユニクロ（UNIQLO）」や「GU（ジーユー）」を手掛けるファーストリテイリングは10月12日、2024年８月期の通期連結決算の業績予想を発表し、売上収益は３兆円を突破する見込みだ。売上高にあたる売上収益は３兆500億円（前年同期比10.2％増）、営業利益は4500億円（同18.1％増）、親会社の所有者に帰属する当期利益は3100億円（同4.6％増）と大幅な増収増益を達成するとしている。

日本中心の商品開発ではなくグローバルで売れる商品を開発し、さらに中国本土は80店舗を、米国は20店舗、欧州は10店舗の出店を計画するなど海外での出店攻勢が売上収益の押し上げ要因になっている。東南アジアやインド、オーストラリアでも年間60店舗程度の出店を計画しており、グローバルにおける成長を加速させている。