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Korea|「シャネル」が初の男性用化粧品「ボーイ ドゥ シャネル」を韓国で発売

Sep 12, 2018.Seoul, KR
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「CHANEL( シャネル)」はブランド初の男性用化粧品「BOY DE CHANEL(ボーイ ドゥ シャネル)」の販売を9月1日から韓国で開始した。キャンペーンモデルには韓国人俳優のリー・ドンウク(Lee Dong-wook)が起用されている。
現在販売されているのは4色展開のアイブロウペンシルとティントファンデーション、マットな質感のリップクリームの3種類で、11月にはブランドの公式ECサイトで世界中どこからでも購入が可能になる。2019年1月からは全国の「CHANEL」のブティックで発売を予定している。新たなブランドの誕生に際して同社は「男性のための初のメイクアップライン『BOY DE CHANEL』の立ち上げは、美しさは性別に捉われるものではなくスタイルであるという、我々のこれまでの変化の歴史と変わらぬビジョンを再確認させてくれる」とコメントした。
化粧品はもはや女性向けだけではない時代が到来している。Allied Market Research(アライドマーケットリサーチ)社の調査によると、男性のパーソナルケア市場は2016年から2022年までで1660億ドル(約18兆5150億円*)に達すると予想されている。2013年にはアメリカの「Tom Ford(トム フォード)」がメンズコスメの販売をスタートし、最近日本ではメンズコスメブランドの「FIVEISM x THREE(ファイブイズム バイ スリー)」がデビューした。高級ブランドだけでなく、より手頃な価格帯のブランドも登場しており、イギリスの「MMUK(エムエムユーケィ)」はECサイトASOS(エイソス)を通じて世界中に販売している。 「Covergirl(カバーガール)」や「Maybelline(メイバリーヌ)」といった大手ブランドが男性のビューティインフルエンサーをスポークスパーソンに起用するといった動きはあるが、「CHANEL」のような歴史あるブランドの男性美容市場への参入は、マーケットと消費者双方に影響を与えるだろう。

*1ドル=111円換算(9月12日時点)

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