Japan｜カシオの2020年3月期の連結決算は「G-SHOCK」が好調だったものの減収減益　

カシオは5月22日、2020年3月期の連結決算を発表した。売上高は2807億円（前年比5.8％減）、営業利益は290億円（同4.0％減）、当期純利益は175億円（同20.5％減）の減収減益だった。「G-SHOCK」が中国やその他の新興国で販売が好調だったものの、第4四半期に新型コロナウイルス感染症の影響が国内外で拡大し、生産拠点が一時稼働停止したほか、世界の主要都市でロックダウンが行われたことで多くの事業で大幅に需要が減退した。なお、現段階において新型コロナウイルス感染症拡大が業績に与える影響を合理的に算定することが困難なことから、2021年3月期の連結業績予想については、未定とした。