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ゴールドウインが30億円規模のファンド設立 子どもの未来や美しい地球環境に繋がるテクノロジーに投資

Mar 24, 2022.Tokyo,JP
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ゴールドウインのグループ会社であるゴールドウインベンチャーパートナーズは3月24日、サステナブルな未来を創造することを目的に「GOLDWIN PLAY EARTH FUND」を設立し、運用を開始すると発表した。運用は4月1日からで、運用期間は10年、運用規模を30億円としている。同ファンドは、中期5ヵ年経営計画「PLAY EARTH 2030」における最重点課題とする、事業ならびに環境の2つのサステナビリティの実現の達成を目的とし、ベンチャーキャピタル事業に幅広い知見を有するイグニション・ポイント ベンチャーパートナーズと共同で運用する。投資領域はテクノロジーやサービスにフォーカスしており、主に3領域だ。まず、リサイクルやリユース、リペアにおける技術革新や2次流通のプラットフォームへの投資だ。商品の開発や流通チャネルなどのバリューチェーンの革新に繋がるテクノロジーやサービスを想定している。2つ目は、子どものための未来や地域社会の創造に繋がる投資だ。子どもが健やかに成長できるためのスポーツや遊び、教育のためのフィールドの提供やコンテンツの開発を考えている。さらに、介護など医療分野とスポーツとの取り組みを促すようなテクノロジーやサービスも投資領域としている。3つ目は人と自然が共生し、美しい地球環境を実現するためのテクノロジーやサービスだ。ゴールドウインは長年にわたって構造タンパク質素材「ブリュード・プロテイン」の研究・開発を行なってきたスパイバー社を支援しているが、今後はより一層こうした領域に注力していく。環境負荷の低い素材開発といった繊維に限らず、代替食など食の領域にまで目を向ける。イグニション・ポイント ベンチャーパートナーズの田代友樹社長は、「PLAY EARTH 2030」の考えやゴールドウインの理念に共感し、ビジョンを叶えるための投資活動をしたいとの思いでパートナーを組んだと述べた。ゴールドウインはこれまでさまざまな企業との協業を成し遂げてきたが、世界中の人々に新しい価値観を届け、また未来の可能性を引き出すために、同ファンドを通してビジョンに共感できる様々な人や会社と出会い、サステナブルな未来の創造を目指す。

 

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