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「アイシクル」が阪急うめだに日本1号店 中国ブランドが続々上陸で2月には松屋銀座が「ダンノン」を導入

Sep 2, 2021.Tokyo,JP
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中国の高級ファッションブランド「アイシクル(ICICLE)」が日本のアパレルメーカーであるワールドのプラットフォームを利用し、日本での展開をスタートさせた。「アイシクル」は日本国内においてICCF Japanが展開するブランドとして、国内での1号店を9月1日に阪急うめだ本店にオープンした。今後は、都心の百貨店やファッションビルに3年で5店舗の出店を計画している。

「アイシクル」は「メイド イン アース」をコンセプトに、高品質な天然素材を使用するなど、地球環境に配慮したものづくりを推進し、自然との共存を大切にしているグローバルブランド。パリのアトリエと上海のスタジオとの協業によりでザインされ、主に中国国内の自社工場で生産した商品を販売する。無駄のない現代的なスタイルでありながら、快適性を重視し、エレガントで高品質の天然素材を使用している。基本としてカシミア、リネン、ウール、シルク、コットンの5つの天然素材を使用しており、自然に根ざした衣服をコンセプトにしている。

阪急うめだ本店、は今回の「アイシクル」の日本進出だけでなく、過去にも「エルメス(HERMES)」が出資する中国ブランド「シャンシア(SHANG XIA)」のポップアップストアを日本で初めて開催するなど、中国ブランドの導入に積極的な姿勢を見せている。さらに阪急うめだ本店を運営するエイチ・ツー・オー リテイリング(以下、H2O)は、2021年4月に阪急阪神百貨店の中国1号店となる「寧波阪急」をオープンしている。自社の百貨店に積極的に中国ブランドを受け入れたり、自社も中国進出を果たしたりと、H2Oが中国を自社の成長戦略の重要な柱として位置付けていることが見て取れる。松屋銀座も今年2月に「ダンノン(單農)」という中国のメンズブランドを日本の百貨店として初めて導入し、百貨店が中国ブランドを導入する動きが少しずつ見らていれる。

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