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プラダが女性役員を追加任命し男女平等へ JTの現企業サステナビリティ副部門長からも

Jan 29, 2022.西岡愛華Tokyo, JP
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プラダSpAは1月28日、新たにパメラ・カルペパー(Pamela Culpepper)とアンナ・マリア・ルガルリ(Anna Maria Rugarli)の2名の女性を独立非常勤取締役として任命した。これにより、同社の取締役会のメンバーは男性6名と女性5名の合計11名となり、男女平等の目標を実質的に達成した。カルペパーとルガルリは、環境・社会・ガバナンス(ESG)の専門家として実績があり、取締役会の多様性ポリシーに従って選出された。プラダグループは、現CEOの息子でCSR(企業の社会的責任)部門長のロレンツォ・ベルテッリ(Lorenzo Bertelli)、カルペパー、ルガルリのもと新たにESG委員会を設立し、持続可能性への取り組みを強化する予定だ。

ロレンツォ・ベルテッリは、「ESGに関する幅広い知識を持ち、多国籍企業で指導的地位を担っていた経験のあるパメラ・カルペパーとアンナ・マリア・ルガルリを歓迎します。彼女たちの貢献は、取締役会とプラダの持続可能性戦略の展開にとって極めて重要です。この決定により、すでにパイプラインにあるいくつかのプロジェクトを加速することができます」とコメントしている。

パメラ・カルペパーは、女性による女性のためのコンサルタント会社であるHave Her Backの共同創設者で、世界最大の取引所持株会社の1つであるシービーオーイー・グローバル・マーケッツ(Cboe Global Markets Inc.)の最高人事責任者を務めた経験を持つ。14年前までは、ペプシコーラのペプシコ含む複数の企業で経営に携わった。

アンナ・マリア・ルガルリは、革新的なプログラムの設計と持続可能性戦略の開発に20年以上携わる持続可能性とCSRの専門家で、「ナイキ(Nike)」の欧州・中東・アフリカ地域のサステナビリティ&CSRプログラムを主導した。また。ルガルリは現JT(日本たばこ産業株式会社)のコーポレート・サステナビリティ副部門長を務めている。

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