「5月はショーツにジャケットとかパーカーを無理せず楽しめる」
鮮やかなピンクのスイングトップに柄のスカーフとパッチワークショーツ。古着の定番アイテムと新品ブランドをペールトーンで統一した春らしいスタイリングだ。
「ジャケットは淡いピンクで、水色の刺繍が可愛くて古着屋で購入した定番ラルフローレンのスイングトップ。Tシャツはブルックスブラザーズの3枚パックTシャツが僕の定番です。切手柄のスカーフも同じなんですけど、最近はエメ レオン ドレってクイーンズのブランドが気に入ってて、今季のルックを参考に苦手意識のあったパッチワークに今年は挑戦してみました。もちろん乾燥機に入れて新品だけど古着風に」。
ジャケット:ポロ ラルフローレン、シャツ、ショーツ:ブルックス ブラザーズ、スカーフ:エメ レオン ドレ、シューズ:グッチ ※全て本人私物
■DAY 2
「どこかにパーソナルな部分を感じるようにスタイリング」
ミリタリーのイメージが強いレインカモをベースにビンテージワッペンを全面に施したセルフカスタムのスウェットショーツ。バックパックにお守りやキーホルダーなど、何かに囚われる事なく純粋にファッションを楽しむ彼の人柄が伝わるスタイリングだ。
「ロンTにスウェット地のショーツは普段からよくやるんですけど、〇〇ぽいってなるのがあんまり好きじゃないんです。なのでレインカモのロンTには、ポップな印象になるように自分でカスタムしたショーツを。ティンバーランドのモカシンはUS企画のものなんですけど、緑色で合わせて少しシティなイメージになればなと。バックパックに付けてるお守りは、ピストバイク乗っててよく事故るからと友人がくれました(笑)」。
シャツ:エメ レオン ドレ、ショーツ:ギャップ ※ワッペンはセルフカスタム、バッグ:バッグス USA マニュファクチュアリング、シューズ:ティンバーランド ※全て本人私物
■DAY 3
「このディッキーズを穿くとスイッチが入るんです」
ビンテージの家具や服、好きな物に囲まれながらアートワークに徹する彼のユニフォームは、アメリカを代表するワークウェアにペンキが満遍なく飛び散ったパンツと定番の白Tにリブソックスだと言う。
「パンツをパレッドみたいにして使ってたりするので、気が付いたらこうなっていました(笑)。普段からディッキーズは好きでよく穿くんですけど、あるお店の外壁をペイントする機会があったんです。その時に履いてたのがこのUSA製のディッキーズで、、、。それ以来作業するときはこのパンツですね。靴下はリブソックスが大好きで、レイルロードのソックスは毎シーズン買い替えています」。
シャツ:ブルックス ブラザーズ、パンツ:ディッキーズ、ソックス:レイルロードソック、ネックレス:ティファニー ※全て本人私物
現在、自身のアートによる個展やファッションとアートをテーマにしたZINEを製作中。こんちわっすのSNSをチェックし、今後の動向に注目だ。
プロフィール
Konchiwassu(こんちわっす)
1996年生まれ。大阪府出身。渋谷パルコ10F「コミューン(ComMunE)」にて個展を開催。ミッドセンチュリーの家具やビンテージファッションの知識を評価され、アーティストのジャケットグラフィックやコスメブランド、セレクトショップなどのアートディレクションを担当。自身でもYouTubeやInstagramなど様々なSNSでも活動。
Instagram @konchiwassu
YouTube 「こんちわっす」