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イヴ・サンローランも訪れた「ウェスティン都ホテル京都」がラグジュアリーホテルとしてリニューアル

Dec 18, 2019.高村 学Tokyo, JP
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京都を代表する老舗名門ホテル「ウェスティン都ホテル京都」は、創業130年を迎える2020年春に高級ラグジュアリーホテルとしてグランドリニューアルオープンする。「ウェスティン都ホテル京都」は、1890年に京都の豪商の西村仁兵衛が現在の場所である東山の高台に茶室「吉水園」を構えたのがはじまりで、これまでにイギリスのエリザベス2世(Elizabeth II)をはじめとする王室や、オードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn)やアラン・ドロン(Alain Delon)、カトリーヌ・ドヌーブ(Catherine Deneuve)といった世界的なセレブリティが訪れたことでも知られている。ファッションデザイナーのイブ・サンローラン(Yves Saint Laurent)やピエール・カルダン(Pierre Cardin)、モデルのツイッギー(Twiggy)らもこの歴史あるホテルに滞在した。

「ウェスティン都ホテル京都」は、日本の近代建築の巨匠・村野藤吾の設計による優美なデザインを継承しながら、「Queen of Elegance」をデザインコンセプトとし、東館、本館ともに木の風合いを取り入れるなど京都・東山の自然をイメージした造りのホテルへと進化している。改装前は499室あった客室を約半分となる266室とし、平均客室面積を約50平方メートルと増床、ナチュラルモダンでゆったりとした空間となっている。

東館6階には、フランスで誕生したスキンケアブランド「ソティス(SOTHYS)」のエステティックサロンが出店し、エステティックと融合した美容に特化した鍼灸治療のほか、ゆったりと贅沢にベッドを配したヘッドスパも完備し、新しい美と癒しのクリエイション空間を提供している。トリートメントルームはフェイシャル用キャビン2室、ボディ用キャビン2室に加えて、ツイン仕様のキャビン1室の全5室で構成され、「真珠の雫」、「月の灯火(※男性専用)」、「秘密の庭」の3つのシグネチャートリートメントが用意されている。

また、本館3階には、フランス・パリでミシュラン1つ星、東京で2つ星を獲得しているフランス人シェフのドミニク・ブシェ(Dominique Bouchet)が監修するフレンチレストランのドミニク・ブシェ キョート「Le RESTAURANT」と鉄板焼レストランの「Le Teppanyaki」が出店している。オープンに際して、ドミニク・ブシェは「長きにわたる日本とのご縁に感謝し、日本の奥深い文化遺産と四季折々の美しい自然に包まれた京都の地に敬意を払いながら、私がこれまで継承してきたフランス料理の真髄を、とりわけ大切にしている『軽やかで味わい深いソース』とともに、是非多くの皆様にご賞味いただきたいと思います」と、コメントを寄せている。

歴史と品格を兼ね備えた「ウェスティン都ホテル京都」で、京都にふさわしい最高級のおもてなしを堪能してみてはいかがだろう。

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