2)2018年8月20日 「メルカリNOW」 終了
「メルカリNOW」は即時買取サービスで、ユーザーが商品を撮影するとオンライン査定され、査定金額が即日で入金されるという仕組み。
3)2018年8月21日「 teacha」終了
「 teacha」は「学び」のC to Cサービス。勉強、趣味、スポーツやユニークなものまで、様々なレッスンを手軽にやり取りすることができた。
4)2018年8月31日 「メルカリメゾンズ 」終了
「メルカリメゾンズ 」は「メルカリ」とほぼ同じサービスだが、商品を売る前に査定金額を提示してくれたり、売れやすい写真の撮り方などをサポートしてくれた。
5)2018年11月2日 「メルカリカウル」 終了
「メルカリカウル」はメルカリのグループ会社ソウゾウが提供していた姉妹アプリ。「メルカリ」の本、CD、DVD、Blu-rayに特化したバージョン。
6)2018年12月18日 イギリスからの撤退を発表
イギリス市場は、日本、アメリカに次ぐ第三の市場として拡大を模索していたが、失敗に終わった。
7)2019年1月31日 「メルトリップ」終了
「メルトリップ 」は旅先で撮影した写真が自動でまとめられるアプリ。旅の思い出を他人と共有することができた。
8)2019年6月7日 「メルカリチャンネル」終了
「メルカリチャンネル」はユーザーがライブ配信をして商品の売買をすることができるライブフリマ機能。
9)2019年6月13日 「メルチャリ」終了発表
シェアリングサイクルサービス。スマートフォンを使って街中で手軽に自転車をレンタルすることができる。
注目されるのは、今年6月末の決算だ(発表は8月)。赤字は確定的だが、どうも2018年6月期の営業赤字44億2200万円、経常赤字47億4100万円、今期最終赤字70億4100万円からさらに悪化するのではないかと見られている。このため赤字の多角化事業から撤退して、決算をなんとか「マトモ」な形にしようと懸命の「モガキ」をしているように見受けられる。しかし、投資家が期待しているのは果たして、「取り繕った決算」なのだろうか。投資家がメルカリに期待しているのは、「夢」であろう。「可能性」であろう。このあたりのことを山田進太郎会長兼CEOはどのように理解しているのだろうか。「ただの企業」になってしまっては一巻の終わりだが、「夢」を持ち続けながら株主を納得させる道はあるのだろうか。