
クロスプラスは9月11日、2027年1月期の中間期決算を発表した。売上高は285億5500万円(前年同期比2.3%減)、営業利益は2億3200万円(同75.0%減)、親会社株主に帰属する中間純利益は1億100万円(同88.5%減)となった。小売やライフスタイル卸売は伸長したものの、アパレル卸売で専門店向けが低調に推移し、減収となった。
利益面では、アパレル卸売で原材料価格の高騰や円安の影響によって仕入原価が上昇する一方、価格転嫁が十分に進まなかったことで売上総利益率が低下。これが大幅な減益につながった。販売費及び一般管理費も前年同期を上回った。人件費が増加したほか、小売の売上拡大に伴う販売手数料などの変動費が増加した。
クロスプラスは9月4日、2027年1月期の通期業績予想も下方修正している。売上高は従来予想の630億円から610億円(前期比1.9%増)に、営業利益は14億円から7億円(同49.8%減)に引き下げた。親会社株主に帰属する当期純利益は14億5000万円から9億円(同48.8%減)に修正した。
通期では、小売について店舗、ECともに引き続き堅調な推移を見込むほか、シャルズの連結子会社化による増収効果も織り込む。一方、アパレル卸売の利益面では、継続的な円安の影響を受ける見通しで、仕入原価の上昇が収益を圧迫する状況が続く。
中間期の大幅減益に加え、通期の営業利益予想も従来の14億円から7億円へ半減。小売が堅調に推移する一方、アパレル卸売では原材料高と円安によるコスト上昇に対して、価格転嫁をどこまで進められるかが今後の収益を左右しそうだ。



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