
女性向けインナーウェアや美容機器などを展開するシャルレは8月7日、2027年3月期第1四半期決算を発表した。売上高は27億7200万円(前年同期比10.0%減)と二桁減収となり、営業損益は1億2300万円の赤字(前年同期は2億2200万円の赤字)、親会社株主に帰属する四半期純損益は1億2400万円の赤字(同1億400万円の赤字)だった。営業赤字は前年同期から縮小したものの、売上高は大きく落ち込み、厳しい滑り出しとなった。
特に苦戦したのが主力のレディースインナー事業だ。売上高は23億500万円(前年同期比22.4%減)、セグメント損失は1億1800万円(前年同期は1億3500万円の損失)。衣料品類の売上高が同28.8%減と大きく落ち込み、全体の減収を招いた。
シャルレは前連結会計年度まで2期連続で営業損失を計上しており、今回の決算でも営業赤字が続いた。このため、同社は「継続企業の前提に重要な疑義を生じさせるような事象または状況が存在している」としている。こうした状況を受け、同社は継続企業の前提に関する重要な疑義を解消するため、商品ポートフォリオの見直しや、受発注システムの統廃合を含むサービスの見直しなどに取り組んでいる。
一方で、財務基盤そのものが直ちに危機的な状況にあるわけではない。2026年6月末時点の現金及び預金は39億3900万円を確保しており、自己資本比率も77.8%と高い水準にある。収益面では厳しい状況が続くものの、手元流動性や自己資本には一定の余力がある。
シャルレは2027年3月期の通期業績予想として、売上高135億円(前期比4.4%増)、営業利益1億4000万円(前期は11億1500万円の赤字)、親会社株主に帰属する当期純利益1億1000万円(同35億4400万円の赤字)を見込んでいる。通期では営業利益、当期純利益ともに黒字転換を目指すが、第1四半期は減収・赤字でスタートした。主力のインナーウェア事業の立て直しに加え、商品構成や販売・受発注体制の見直しをどこまで収益改善につなげられるかが、今期の焦点となる。





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