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株価&指数トップはABCマート 「J-ウォッチ」3社そろって下落 ファストリは過去最高決算 10月8日のファッション&ビューティ株を総まとめ|「SVT インデックス」

NEWOct 8, 2026.高村 学Tokyo, JP
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撮影:SEVENTIE TWO

日本国内のファッション&ビューティ関連96銘柄で構成する株価指数「SVT インデックス」は10月8日、13,387.1ポイントとなり、前日比マイナス27.9ポイント(-0.21%)となった。構成銘柄では21銘柄が上昇した一方、67銘柄が下落、8銘柄が変わらず。ほぼ全面安となる中、前日に中間期決算を発表したエービーシー・マートが株価の上昇率、指数への寄与度ともにトップとなった。

2026年10月8日
「SVT インデックス(株価指数)」:13,387.1ポイント(前日比−27.9ポイント/−0.21%)

この日の主役となったのがエービーシー・マートだ。株価は3.63%高で、96銘柄の上昇率トップ。指数への寄与度もプラス6.43ポイントでトップとなった。前日に発表した2027年2月期の中間期決算は増収増益となり、さらに通期業績予想を上方修正。好決算を受けた買いが株価を押し上げた。

株価上昇率では、エービーシー・マートに続いて田谷が2.61%高、三陽商会が1.49%高、ゼビオホールディングスが1.03%高、日本精化が1.02%高となった。日本精化は4日続伸となった。

10月6日に中間期決算を発表したパルグループホールディングスは、この日は1.45%安。2027年2月期の中間期決算では、売上高が1219億3100万円(前年同期比4.1%増)、営業利益が142億5400万円(同1.1%増)、親会社株主に帰属する中間純利益が94億2800万円(同2.6%増)となり、増収増益を確保したが、株価は下落した。営業利益は従来計画の150億円をやや下回る着地となった。

一方、ほぼ全面安となったこの日に上昇した銘柄のひとつがワークマンだ。株価は0.76%高。東証株価指数(TOPIX)の初回の定期銘柄入れ替えで、新たに採用される35銘柄の1社となったことが材料視されたとみられる。

下落率トップは日本色材工業研究所で6.60%安となった。前日の取引終了後、2027年2月期の業績予想を下方修正しており、これが嫌気されたとみられる。通期の営業利益予想は従来の3億9400万円から2億6100万円、親会社株主に帰属する当期純利益は1億8700万円から1億円へ引き下げられた。

「リファ(ReFa)」や「レッド(ReD)」を展開するMTGも4.28%安となり、2日続落。MTGも東証株価指数の初回の定期銘柄入れ替えで新たに採用されたものの、この日は売りが優勢となった。

そして、この日の指数を大きく押し下げたのが「J-ウォッチ」だ。セイコーグループは3.73%安、シチズン時計は3.13%安、カシオ計算機は2.46%安となり、3社がそろって下落した。中でもシチズン時計は、10月6日に委託先事業者のサーバーへの不正アクセスによって、約10万人分の顧客情報が漏えいした可能性があると発表、これが影響しているようだ。

この日のもう一つの注目銘柄がファーストリテイリングだ。株価は0.03%高と小幅な上昇にとどまったものの、指数にはプラス1.53ポイント寄与した。ファーストリテイリングはこの日、2026年8月期の通期連結決算を発表。売上収益は3兆9633億円(前期比16.6%増)、事業利益は7184億円(同30.4%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は5425億円(同25.3%増)となり、5期連続で過去最高の業績を更新した。

2027年8月期も大幅な増収増益を見込み、売上収益は4兆4500億円(前期比12.3%増)、事業利益は8300億円(同15.5%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は5600億円(同3.2%増)を予想している。前場では決算発表を控えた利益確定売りから一時マイナスとなったものの、最終的には0.03%高で取引を終えた。96銘柄のうち67銘柄が下落する地合いの中でプラスを維持したことは、「SVT インデックス」にとっても下支えとなった。

この日の「SVT インデックス」はマイナス27.9ポイント。全体では下落銘柄が圧倒的に多かったものの、エービーシー・マートの決算を材料とした上昇や、ファーストリテイリングのプラス転換などが指数を支えた。一方、「J-ウォッチ」3社をはじめとする大型株の下落が重しとなり、ファッション&ビューティ市場全体では売り優勢の一日となった。

「SVT インデックス」株価上昇率ランキングTOP10(10月8日)
銘柄名|騰落率
エービーシー・マート|+3.63%
田谷|+2.61%
三陽商会|+1.49%
ゼビオホールディングス|+1.03%
日本精化|+1.02%
I-ne|+1.00%
ZOZO|+0.98%
ワールド|+0.97%
ワークマン|+0.76%
アンドエスティホールディングス|+0.66%

「SVT インデックス」株価下落率ランキングTOP10(10月8日)
銘柄名|騰落率
日本色材工業研究所|−6.60%
MTG|−4.28%
セイコーグループ|−3.73%
シチズン時計|−3.13%
プリモグローバルホールディングス|−2.89%
カシオ計算機|−2.46%
コタ|−2.22%
インターメスティック|−2.20%
ヨンドシーホールディングス|−2.11%
島精機製作所|−2.03%

「SVT インデックス」指数プラス寄与度TOP5(10月8日)
銘柄名|寄与度
エービーシー・マート|+6.43ポイント
ZOZO|+2.41ポイント
ファーストリテイリング|+1.53ポイント
しまむら|+1.13ポイント
J.フロント リテイリング|+1.02ポイント

「SVT インデックス」指数マイナス寄与度TOP5(10月8日)
銘柄名|寄与度
セイコーグループ|−7.57ポイント
シチズン時計|−4.22ポイント
MTG|−3.54ポイント
カシオ計算機|−3.05ポイント
三越伊勢丹ホールディングス|−2.95ポイント

※「SVT インデックス」96銘柄
ファーストリテイリング、良品計画、ZOZO、アシックス、yutori、human made、TOKYO BASE、キューブ、クラシコ、TENTIAL、ミズノ、ゴールドウイン、ヨネックス、ゼビオホールディングス、三越伊勢丹ホールディングス、髙島屋、J.フロントリテイリング、エイチ・ツー・オー リテイリング、松屋、近鉄百貨店、丸井グループ、ユナイテッドアローズ、パルグループホールディングス、アンドエスティホールディングス、三陽商会、TSIホールディングス、オンワードホールディングス、ルックホールディングス、ワールド、三共生興、キング、コックス、ヤマトインターナショナル、ダイドーリミテッド、ワークマン、ハニーズホールディングス、しまむら、西松屋チェーン、インターメスティック、Japan Eyewear Holdings、ジンズホールディングス、ヨンドシーホールディングス、フェスタリアホールディングス、プリモグローバルホールディングス、ベリテ、カシオ計算機、セイコーグループ、シチズン時計、クロスプラス、マツオカコーポレーション、ドウシシャ、ダブルエー、ジェイドグループ、エービーシー・マート、チヨダ、AOKIホールディングス、はるやまホールディングス、青山商事、コナカ、ムーンバット、川辺、山喜、サックスバー ホールディングス、東京ソワール、ワコールホールディングス、MRKホールディングス、アツギ、シャルレ、タビオ、ヤギ、タキヒヨー、GSIクレオス、島精機製作所、セーレン、資生堂、コーセーホールディングス、ポーラ・オルビスホールディングス、アイスタイル、MTG、ヤーマン、I-ne、ハウスオブローゼ、シーボン、アクシージア、プレミアアンチエイジング、ハーバー研究所、粧美堂、日本精化、長谷川香料、日本色材工業研究所、田谷、エム・エイチ・グループ、コタ、ビューティ ガレージ、アジュバンホールディングス、ミルボン

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