松屋が6.14%高で上昇率トップ、資生堂も5.34%高 下落率トップは赤字拡大の田谷、セイコーは5.71%安|「SVT インデックス」13,723ポイント(10月30日)

日本国内のファッション&ビューティ関連96銘柄で構成する株価指数「SVT インデックス」は10月30日、13,723.9ポイントとなり、前日比プラス253.0ポイント、1.88%の上昇となった。構成銘柄の時価総額合計は約45兆8538億円。個別銘柄では53銘柄が上昇し、38銘柄が下落、5銘柄が変わらずとなった。
2026年10月30日
「SVT インデックス(株価指数)」:13,723.9ポイント(前日比+253.0ポイント/+1.88%)
この日の上昇率ランキングは松屋が前日比6.14%高とトップ。「百貨店・リテール」セクターも全7銘柄が上昇。上昇率トップの松屋をはじめ、J.フロント リテイリングが3.09%高、近鉄百貨店が2.56%高、エイチ・ツー・オー リテイリングが1.90%高、三越伊勢丹ホールディングスが1.81%高、丸井グループが1.80%高、髙島屋が1.79%高となった。
上昇率ランキングの2位は5.34%高の資生堂で、2日続伸だった。コーセーホールディングスも4.26%高となり、ランキングでは4位となった。
上昇率ランキングの3位はアシックスで4.88%高。アシックスはこの日、東京・丸の内に2カ月の期間限定でピックルボール専用コート「アシックス ピックルボール コネクト(ASICS PICKLEBALL CONNECT)」をオープンすると発表。競技人口が世界的に増加しているピックルボールだが、テニスでは多くの市場でトップシェアのアシックスが事業拡大を本格化する。「スポーツ・パフォーマンス」セクターも好調で、ミズノが0.70%高、ゴールドウインが2.04%高、ヨネックスが1.19%高、ゼビオホールディングスが3.16%高と、構成する4銘柄すべてが上昇した。
「アパレル・セレクト」セクターでは、TSIホールディングスが3.62%高、ワールドが2.97%高、パルグループホールディングスが2.95%高、オンワードホールディングスが2.40%高、三陽商会が2.10%高と、主要銘柄がそろって上昇した。一方、ルックホールディングス、キング、コックス、ヤマトインターナショナルは下落しており、セクター全体で一方向に買われたわけではない。前日に上昇率トップだった三共生興も1.83%高と続伸した。
■ 田谷は中間期の最終赤字が拡大、MTGは6日ぶりに反落
一方、下落率トップは美容室チェーン「タヤ(TAYA)」を展開する田谷で、前日比5.76%安となった。同社は10月30日、2027年3月期中間期決算を発表。売上高は24億7600万円(前年同期比2.7%減)となり、営業損益は1億600万円の赤字(前年同期は2700万円の赤字)、中間純損益は1億500万円の赤字(同5300万円の赤字)と、いずれも赤字が拡大した。決算発表を受け、業績悪化が嫌気されたとみられる。
下落率2位はセイコーグループで5.71%安。前日まで5日続伸していたが、この日は大幅に反落した。シチズン時計も3.75%安、カシオ計算機も2.49%安となり、ウォッチセクターは構成する3銘柄すべてが下落。「SEVENTIE TWO」が「J-ウォッチ」と呼ぶ国内時計関連銘柄がそろって売られた。
「リファ(ReFa)」や「シックスパッド(SIXPAD)」を展開するMTGも4.11%安となった。新基準のTOPIX構成銘柄への採用が発表されているMTGは、前日まで5日続伸していたが、この日は6営業日ぶりに反落。リカバリーウェアブランド「テンシャル(TENTIAL)」や「バクネ(BAKUNE)」を展開するTENTIALが2.43%安、ワークマンが2.39%安、プリモグローバルホールディングスが2.05%安と続いた。
■ シャルレは希望退職募集と特別損失を発表、アツギとワコールは上昇
「インナー&ボディウェア」セクターでは、前日に希望退職者の募集と特別損失の計上を発表したシャルレが0.30%安となった。シャルレは2027年3月期に特別損失4億2600万円を計上する見込みで、希望退職者は25人程度を募集する。これに伴い、従来1億1000万円の黒字としていた通期の最終損益予想を、7億5000万円の赤字へ下方修正した。
一方、同じセクターのアツギは3.98%高、ワコールホールディングスは2.18%高と上昇した。MRKホールディングスは1.14%安、タビオは0.08%安となり、インナー&ボディウェアセクター内でも明暗が分かれた。
■ ファストリが指数を120ポイント超押し上げる
指数への影響では、ファーストリテイリングが大きく寄与した。同社の株価は前日比2.09%高となり、2日続伸。時価総額の大きいファーストリテイリングは「SVT インデックス」に占めるウェイトも大きく、この日の指数上昇をけん引した。
指数へのプラス寄与度はファーストリテイリングが120.34ポイントでトップ。アシックスが42.83ポイント、資生堂が20.29ポイント、良品計画が8.84ポイント、J.フロント リテイリングが5.83ポイントと続いた。
一方、マイナス寄与度のトップはセイコーグループで11.02ポイント。シチズン時計が4.56ポイント、MTGが3.31ポイント、カシオ計算機が2.98ポイント、ZOZOが2.57ポイントと続いた。
10月30日の「SVT インデックス」は、松屋や資生堂、アシックスなどが上昇し、「SVT インデックス」の指数はプラス1.88%と大きく反発した。スポーツ・パフォーマンスや百貨店・リテールの各セクターでは全銘柄が上昇した一方、ウォッチセクターは全銘柄が下落。田谷の中間期決算やシャルレの業績予想下方修正など、個別企業の材料も株価を左右する一日となった。
「SVT インデックス」株価上昇率ランキングTOP10(10月30日)
銘柄名|騰落率
松屋|+6.14%
資生堂|+5.34%
アシックス|+4.88%
コーセーホールディングス|+4.26%
アツギ|+3.98%
TSIホールディングス|+3.62%
Japan Eyewear Holdings|+3.31%
ゼビオホールディングス|+3.16%
J.フロント リテイリング|+3.09%
ワールド|+2.97%
「SVT インデックス」株価下落率ランキングTOP10(10月30日)
銘柄名|騰落率
田谷|−5.76%
セイコーグループ|−5.71%
MTG|−4.11%
シチズン時計|−3.75%
カシオ計算機|−2.49%
TENTIAL|−2.43%
ワークマン|−2.39%
プリモグローバルホールディングス|−2.05%
ジェイドグループ|−1.68%
クラシコ|−1.60%
「SVT インデックス」指数プラス寄与度TOP5(10月30日)
銘柄名|指数寄与度
ファーストリテイリング|+120.34pt
アシックス|+42.83pt
資生堂|+20.29pt
良品計画|+8.84pt
J.フロント リテイリング|+5.83pt
「SVT インデックス」指数マイナス寄与度TOP5(10月30日)
銘柄名|指数寄与度
セイコーグループ|−11.02pt
シチズン時計|−4.56pt
MTG|−3.31pt
カシオ計算機|−2.98pt
ZOZO|−2.57pt
※「SVT インデックス」96銘柄
ファーストリテイリング、良品計画、ZOZO、アシックス、yutori、human made、TOKYO BASE、キューブ、クラシコ、TENTIAL、ミズノ、ゴールドウイン、ヨネックス、ゼビオホールディングス、三越伊勢丹ホールディングス、髙島屋、J.フロントリテイリング、エイチ・ツー・オー リテイリング、松屋、近鉄百貨店、丸井グループ、ユナイテッドアローズ、パルグループホールディングス、アンドエスティホールディングス、三陽商会、TSIホールディングス、オンワードホールディングス、ルックホールディングス、ワールド、三共生興、キング、コックス、ヤマトインターナショナル、ダイドーリミテッド、ワークマン、ハニーズホールディングス、しまむら、西松屋チェーン、インターメスティック、Japan Eyewear Holdings、ジンズホールディングス、ヨンドシーホールディングス、フェスタリアホールディングス、プリモグローバルホールディングス、ベリテ、カシオ計算機、セイコーグループ、シチズン時計、クロスプラス、マツオカコーポレーション、ドウシシャ、ダブルエー、ジェイドグループ、エービーシー・マート、チヨダ、AOKIホールディングス、はるやまホールディングス、青山商事、コナカ、ムーンバット、川辺、山喜、サックスバー ホールディングス、東京ソワール、ワコールホールディングス、MRKホールディングス、アツギ、シャルレ、タビオ、ヤギ、タキヒヨー、GSIクレオス、島精機製作所、セーレン、資生堂、コーセーホールディングス、ポーラ・オルビスホールディングス、アイスタイル、MTG、ヤーマン、I-ne、ハウスオブローゼ、シーボン、アクシージア、プレミアアンチエイジング、ハーバー研究所、粧美堂、日本精化、長谷川香料、日本色材工業研究所、田谷、エム・エイチ・グループ、コタ、ビューティ ガレージ、アジュバンホールディングス、ミルボン








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