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ヨネックスが通期業績予想を上方修正 売上高1810億円、6期連続の過去最高益更新へ

NEWAug 10, 2026.セブツー編集部Tokyo, JP
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テニスやバドミントン用品を展開するヨネックスは8月10日、2027年3月期第1四半期決算を発表した。売上高は454億6800万円(前年同期比14.1%増)、営業利益は68億6700万円(同9.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は55億9000万円(同31.9%増)となり、二桁の増収と増益を達成した。国際大会で契約選手が活躍したことにより、ヨネックス製品への注目がさらに高まったほか、円安による為替換算の影響も増収に寄与した。

販管費は、グローバルでのマーケティング投資を強化したことで、広告宣伝費や人件費などが増加した。一方、売上総利益の増加が販管費の増加を上回り、営業利益も伸長した。販売拡大だけでなく、ブランドへの投資を積極化しながら利益成長につなげている。

業績を牽引したのは、テニスやバドミントン用品を中心とするスポーツ用品事業だ。売上高は452億6200万円(前年同期比14.2%増)、営業利益は65億8100万円(同14.4%増)となった。地域別では、日本の売上高が174億8100万円(前年同期比12.5%増)、営業利益が22億4800万円(同19.9%増)と好調だった。中国、台湾、韓国を中心とするアジアも好調で、売上高は237億1400万円(前年同期比16.1%増)、営業利益は40億9800万円(同17.0%増)となった。日本とアジアがそろって二桁成長を実現し、スポーツ用品事業全体の業績を押し上げた。

欧州も売上高18億5100万円(前年同期比23.3%増)、営業利益2億2400万円(同161.4%増)と大幅な増収増益となった。テニスやバドミントン市場でのブランド浸透が進み、海外での成長領域が広がっている。一方、北米は売上高22億1500万円(前年同期比1.4%増)と小幅な増収にとどまり、営業利益は900万円(同96.6%減)と大幅な減益となった。重点地域と位置付ける北米でマーケティング投資を強化しており、広告宣伝費や人件費などが利益を圧迫した。売上成長よりもブランド基盤の構築を優先する段階にあるとみられる。

スポーツ施設事業は、売上高2億500万円(前年同期比1.3%減)、営業利益4100万円(同21.4%減)。売上高の減少に加え、コース管理に伴う消耗品費や施設修繕費などが増加し、減益となった。

ヨネックスは同日、2027年3月期の通期業績予想を上方修正した。売上高は従来予想の1780億円から1810億円(前期比10.6%増)、営業利益は178億円から189億円(同14.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は132億円から142億円(同18.3%増)に引き上げた。今期は売上高、営業利益、当期純利益のいずれも過去最高を更新する見通しで、6期連続の過去最高益更新が視野に入ってきた。

2022年4月に就任した創業家5代目のアリサ・ヨネヤマ氏のもと、ヨネックスは日本市場での強固なブランド基盤を維持しながら、中国を中心とするアジア、欧州、北米へと成長領域を広げている。北米でのマーケティング投資など先行費用を伴いながらも、海外市場でのブランド力を高め、さらなる成長につなげられるかが今後の焦点となりそうだ。

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