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八村塁選手が「ジョーダン ブランド」のトークイベントに登壇 クリッパーズ移籍へ「もっと頼られる選手に」

NEWAug 20, 2026.高村 学Tokyo, JP
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「ジョーダン ブランド(Jordan Brand)」は8月13日、東京・新宿の「アルペントーキョー(Alpen TOKYO)」でトークイベント「RUI “THE ONE” TALK SHOW」を開催し、プロバスケットボール選手の八村塁が登場した。八村塁選手は2019年、日本人として初めて「ジョーダン ブランド」とアスリート契約を締結。現在もジョーダンアスリートとして活動し、14歳から18歳までのプレーヤーを対象とした1on1グローバルトーナメント「THE ONE」をサポートしている。「THE ONE」は8月29日に上海でファイナルを迎える。また、八村自身も若手選手の育成に力を入れており、高校生世代のトッププレーヤーを集めた「BLACK SAMURAI 2026」を主宰するなど、競技の普及にも取り組んでいる。

■ 「個人技がないと目立たない」 八村が語った1on1の重要性
イベントでは、日本の若い選手たちにとって「THE ONE」のような1on1の大会が持つ意味についても語った。「チームスポーツだけど、NBAにいる中でも個人技がないと目立たない。いざ得点が欲しい時に個人技がないといけない」と語り、チームのためにプレーすることと、個人のスキルを磨くことは相反するものではないと説明する。

「いつも心がけているのは、チームのためになるような個人技を上げること。ここでって時に得点を取れる選手になりたかった」と話す。レイカーズ加入時には、3ポイントシュートを得意としていたわけではなかったという。しかし、チームの弱点を補うために個人技を磨き、「チームのためになっているが、自分のためにもなっている。それがキャリアにもつながる」と話した。

■ 「怖いは頭の錯覚」 強い相手との対戦を歓迎
一般参加者から「強いチームと試合をするのは怖くないか」と質問されると、八村は、「怖いは頭の錯覚だと思っている。強いチームとやるのが好きだ」と答えた。大きな舞台で力を発揮するためには、実戦を想定した日々の練習が重要だという。ウォームアップの段階からコーチにディフェンスをしてもらうなど、実際の試合で起こる状況を意識して練習している。

「なんのためにユーロステップをしているのか、練習している時から相手をイメージする。短い練習時間で、どれだけ成長できるかを考えている」。シュートについても、単に本数をこなすのではなく、成功率を高めることを意識しているという。「ミッドレンジでも3ポイントでも、効率がいいことが大事。50%を60%にしたり、30%を40%にしたり。10本打ったら6、7本は決めないといけない」。

■ 河村勇輝との練習も 「試合を支配、コントロールすることが大事」
練習では日本代表でもプレーする河村勇輝選手とも一緒に取り組んでいると明かした。「河村勇輝くんと練習しているが、試合を支配、コントロールすることが大事だと話している」。個人の技術を高めながら、それを試合の中でどう生かすのか。八村が語ったのは、単純な技術論ではなく、状況判断やゲームをコントロールする能力まで含めた「個の力」の重要性だった。

海外でプレーする上でもうひとつ重要なこととして、語学力も重要な能力だと話した。「英語力はバスケのスキルのひとつ。ドリブルなどと同じように求められるスキル」だとし、バスケットボールはプレー中にも選手同士が激しくコミュニケーションを取る競技。野球などとは異なり、通訳を介している時間はなく、試合の流れの中で英語による意思疎通が必要になるという。NBAという世界最高峰の舞台でプレーしてきた八村ならではの実感を込めた言葉となった。

■ 新天地クリッパーズへ「もっと頼られるような選手に」
「もっと頼られるような選手になりたい」、来季からロサンゼルス・クリッパーズに移籍することが決まっている八村は、新天地でのプレーにも意欲を示した。さらに、「今までにない若いチームで、その中で自分がどうプレーできるか楽しみ。ボールハンドリングをもっとできるように、プレーをクリエイトしていく能力を上げていきたい」と、これまで以上に自らゲームを作る能力を伸ばしたいと語った。

■ 約2年ぶりに日本代表復帰 「日本人としてのプライドがある」
13歳でバスケットボールを始めた八村にとって、オリンピック出場は大きな夢の一つだという。約2年ぶりとなる日本代表への復帰も果たしており、2028年のロサンゼルス五輪を見据えた活動にも注目が集まる。「日本人としてのプライドがあるので、アジアでも負けられない」と力強く語った。

八村は現在、若手選手の育成にも取り組んでいる。「BLACK SAMURAI SUMMIT」では高校生世代のトップ選手を集め、次世代の育成を目指す。「THE ONE」についても、チーム戦とは異なる1on1という環境で、自分自身の技術や判断力と向き合う機会として意義を感じているという。

■ 日本では「大阪に初めて行った」 次は北海道へ
イベントでは競技以外の話題にも及んだ。「日本に戻って2週間くらいずっと忙しかった」という八村だが、合間を縫って大阪を初めて訪れたという。大阪については「グローバル、インターナショナルな印象で、海外にいるような気分だった」と振り返った。これまで北海道には行ったことがないといい、「ごはんもおいしいと聞いている。次に来た時は行ってみたい」と笑顔で話した。日本の音楽も聴いているといい、弟からさまざまな情報を聞いているという。最後には会場でポスターにサインを行い、トークイベントは幕を閉じた。

 

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