「ザ・ノース・フェイス」と「ハイク」のコラボプロジェクトがラストコレクション

「ザ・ノース・フェイス（THE NORTH FACE）」と「ハイク（HYKE）」による人気コラボレーションプロジェクト「TNFH THE NORTH FACE × HYKE」が、ついにラストシーズンを迎える。最終コレクションは10月8日から全国の一部店舗および公式オンラインストアで販売を開始する。

両ブランドの協業は2018年春夏シーズンにスタートし、4シーズンにわたり展開された後、2019年秋冬に一度ファイナルコレクションを発表して幕を閉じたが、2024年春夏シーズンに「TNFH THE NORTH FACE × HYKE」として再始動。アウトドアの機能性とファッション性を高次元で融合させたプロダクトで注目を集めてきた。

最終章となる今季は、これまでの集大成とも言えるプロダクトがそろう。耐水性と防風性を兼ね備えた「GORE-TEX」ファブリクスを採用したアウターシェルは、過酷な環境下でも快適な着用感を実現。ストレッチ性に優れたトレイルパンツは、ウエスト部分に6つのポケットを備え、実用性を高めた仕様となっている。さらに、吸汗速乾性を備えたカットソーや、保温性の高い「POLARTEC」フリースジャケットなど、アクティブなシーンからタウンユースまで幅広く対応するアイテムがラインアップする。

また、フットウエアにも注目だ。衝撃吸収性や反発力、グリップ力を向上させた「ヴェクティブ（VECTIV）」システムを搭載した厚底トレイルランニングシューズが登場。9インチで約295グラムという軽量設計ながら、ダブルプレートを採用した5層構造のソールユニットが高い推進力と安定性を発揮する。シューレースを固定できるエラスティックバンドも備え、オフロードでのパフォーマンスを支えるデザインとなっている。価格は44,000円。

5年以上にわたって続いた「ザ・ノース・フェイス」と「ハイク」のコラボレーションは、アウトドアギアとモードファッションの境界を曖昧にし、機能美という新たな価値観を提示してきた。その集大成となるファイナルコレクションは、現代のアウトドアスタイルを象徴するアイテムとして大きな注目を集めそうだ。