
生活家電や家庭用品などを扱う総合卸・開発型メーカーのドウシシャは10月30日、2027年3月期の中間期決算を発表した。売上高は602億1600万円(前年同期比2.1%増)と増収を確保した一方、営業利益は56億900万円(同8.7%減)、親会社株主に帰属する中間純利益は39億6900万円(同7.9%減)となり、増収減益だった。売上原価や販売費及び一般管理費の増加が利益を押し下げた。
生活家電や季節商品などを自社で企画・製造し、付加価値を加えて販売する「開発型ビジネスモデル」事業は、売上高が342億9000万円(前年同期比0.5%増)、セグメント利益が35億600万円(同15.1%減)だった。主力商品「ゴリラのひとつかみ」の需要が落ち着きを見せるなか、「ゴリラシリーズ」のブランド強化に向けて、ハンディファンの「ゴリラの扇風機」、フライパン「ゴリラのひとつまみ」、健康サンダル「ゴリラの裸足」など、商品ラインアップの拡充を進めた。
メーカー各社の商品を取り扱う「卸売型ビジネスモデル」事業は、売上高が246億7500万円(同4.7%増)、セグメント利益が22億8000万円(同14.0%増)となり、増収増益だった。
配当については、2027年3月期の中間配当を、従来予想の1株当たり50円から10円増額し、60円に引き上げた。業績見通しや財務状況、今後の成長投資に必要な資金水準などを総合的に勘案した結果、株主還元の充実を図ることが適切と判断した。期末配当予想は1株当たり60円で据え置き、年間配当金は従来予想の110円から120円となる見込みだ。
ドウシシャの2027年3月期の通期業績予想は、売上高が1290億円(前期比7.0%増)、営業利益が122億円(同2.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が85億5000万円(同1.1%減)としている。









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