
「A.P.C.(アーペーセー)」などを展開するルックホールディングスは8月6日、2026年12月期の中間期決算を発表した。売上高は242億3900万円(前年同期比0.2%減)とわずかに減収となったものの、営業利益は11億3900万円(同39.1%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は9億900万円(同69.0%増)となり、大幅な増益となった。
国内におけるアパレル関連事業は、売上高127億3300万円(前年同期比6.1%増)、営業利益8億5800万円(同0.4%増)となった。「マリメッコ(marimekko)」では、大丸東京店など新規出店の効果に加え、新作バッグシリーズやブランド創立75周年を記念した日本限定商品の販売が好調に推移。特にバッグカテゴリーが伸長した。「イル ビゾンテ(IL BISONTE)」も、折り財布やカードケースなどのスモールレザーグッズが定番商品、新作商品ともに堅調に推移。さらに高単価なバッグの販売も伸び、売上拡大に貢献した。
韓国事業は売上高104億9600万円(前年同期比8.0%減)と減収だったものの、営業利益は6億7300万円(同62.0%増)と大幅に改善した。訪韓外国人観光客の増加により商業施設への集客が伸びたことに加え、気温上昇に伴って初夏物・盛夏物の販売が好調に推移した。前年はセール販売比率の上昇によって粗利益率が低下し、大幅な減益となっていたが、今期は収益性が改善した。
欧州事業も好調で、売上高は20億800万円(前年同期比21.2%増)、営業利益は1億6500万円となり、前年同期の1億5400万円の営業損失から黒字転換した。イタリアの直営店舗では、欧米観光客の増加を背景に売上が順調に推移した。
2026年12月期通期の業績予想は、売上高470億円(前年比9.8%減)、営業利益19億円(同8.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益16億円(同8.5%増)を見込む。ルックHDは、「マリメッコ」や「イル ビゾンテ」など高付加価値ブランドの成長に加え、韓国・欧州事業の収益改善を進めることで、利益成長を目指す。



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