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アツギが13.86%高で上昇率トップ J.フロントはアクティビストの保有比率が7.55%に 「SVT インデックス」は13,990ポイント|6月30日

NEWJun 30, 2026.高村 学Tokyo, JP
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日本国内のファッション&ビューティ関連96銘柄で構成される株価指数「SVT インデックス」は6月30日、前日比202.5ポイント(1.43%)安の13,990.8ポイントとなった。「SVT インデックス」は構成銘柄の時価総額をもとに加重平均方式で算出しており、時価総額合計は46兆7935億円となり、前日から約6774億円減少した。

2026年6月30日
「SVT インデックス(株価指数)」:13,990.8ポイント(前日比-202.5ポイント/-1.43%)

この日は大型株の下落が重荷となり、「SVT インデックス」は反落した。一方で、個別銘柄ではアツギが急伸したほか、J.フロント リテイリングや三陽商会が買われるなど、材料株を中心に物色される展開となった。

上昇率トップはストッキングやインナーウェアを主力とするアツギで、株価は前日比13.86%高と急伸した。同社は5月13日に2026年3月期の通期連結決算を発表、7期ぶりの営業黒字化を掲げていたが、最終損益は11億3700万円と赤字幅が拡大。2027年3月期の業績予想は未定とし、2028年3月期を最終年度としていた中期経営計画についても、達成が困難と判断して取り下げている。急騰の背景には市場の思惑や短期資金の流入など複数の要因が考えられるが、詳細は不明だ。

また、大丸松坂屋百貨店を傘下に持つJ.フロント リテイリングは4.03%高となり、上昇率第2位となった。29日の取引終了後に関東財務局へ提出された変更報告書で、シンガポールに本拠を置く投資顧問会社、3Dインベストメント・パートナーズの保有比率が6.35%から7.55%へ引き上げられたことが判明した。アクティビストによる保有比率の上昇を受け、企業価値向上への期待から買いが集まった。同社は大丸下関店(山口県下関市)の営業を2027年8月末で終了することも発表している。大丸下関店は1950年11月の開業以来、約76年にわたり営業を続けてきたが、近年は売上の減少傾向が続いており、2025年度の総額売上高は68億6300万円だった。

三陽商会も3.38%上昇した。同社は30日、2027年2月期の第1四半期決算を発表し、売上高は145億9400万円(前年同期比0.6%増)、営業利益は1億1300万円(同210.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1億600万円(同191.1%増)と、大幅な増益を達成した。5月に就任した平林義規社長の新体制で初めての決算発表となるほか、配当予想の引き上げやDOE(株主資本配当率)の目標を4%から5%へ引き上げる方針も公表し、積極的な株主還元姿勢が評価されたようだ。

一方で、スポーツ関連銘柄は軟調な値動きとなった。この日、日本時間2時00分に行われたFIFAワールドカップの決勝トーナメント1回戦で日本代表はブラジル代表と対戦し、1-2で逆転負けを喫し、ベスト16進出とはならなかった。大会期間中の需要拡大や関連消費といったイベント特需への期待が一巡したとの見方から、スポーツ関連銘柄には利益確定売りが優勢となった。ミズノが3.04%安、アシックスが2.50%安、ゼビオホールディングスも1.77%安となった。ただし、今回の下落は中長期トレンドではなく、イベント進行に伴う短期的な需給調整であり、スポーツ関連需要そのものは依然として底堅いといえる。

今日の株価上昇率ランキング
■ 銘柄名|株価騰落率
1. アツギ|+13.86%
2. J.フロント リテイリング|+4.03%
3. Japan Eyewear Holdings|+3.97%
4. TENTIAL|+3.77%
5. 三陽商会|+3.38%

今日の株価下落率ランキング
■ 銘柄名|株価騰落率
1. ジンズホールディングス|−3.59%
2. ワークマン|−3.54%
3. ムーンバット|−3.34%
4. 松屋|−3.22%
5. ミズノ|−3.04%

今日の指数プラス寄与度ランキング
■ プラス寄与度ランキング
1. J.フロント リテイリング|+9.30ポイント
2. しまむら|+1.38ポイント
3. 丸井グループ|+0.74ポイント
4. アツギ|+0.65ポイント
5. Japan Eyewear Holdings|+0.53ポイント

今日の指数マイナス寄与度ランキング
■ マイナス寄与度ランキング
1. ファーストリテイリング|−109.16ポイント
2. アシックス|−17.74ポイント
3. 良品計画|−6.79ポイント
4. ワークマン|−4.32ポイント
5. 三越伊勢丹ホールディングス|−3.83ポイント

※「SVT インデックス」96銘柄
ファーストリテイリング、良品計画、ZOZO、アシックス、yutori、human made、TOKYO BASE、キューブ、クラシコ、TENTIAL、ミズノ、ゴールドウイン、ヨネックス、ゼビオホールディングス、三越伊勢丹ホールディングス、髙島屋、J.フロントリテイリング、エイチ・ツー・オー リテイリング、松屋、近鉄百貨店、丸井グループ、ユナイテッドアローズ、パルグループホールディングス、アンドエスティホールディングス、三陽商会、TSIホールディングス、オンワードホールディングス、ルックホールディングス、ワールド、三共生興、キング、コックス、ヤマトインターナショナル、ダイドーリミテッド、ワークマン、ハニーズホールディングス、しまむら、西松屋チェーン、インターメスティック、Japan Eyewear Holdings、ジンズホールディングス、ヨンドシーホールディングス、フェスタリアホールディングス、プリモグローバルホールディングス、ベリテ、カシオ計算機、セイコーグループ、シチズン時計、クロスプラス、マツオカコーポレーション、ドウシシャ、ダブルエー、ジェイドグループ、エービーシー・マート、チヨダ、AOKIホールディングス、はるやまホールディングス、青山商事、コナカ、ムーンバット、川辺、山喜、サックスバー ホールディングス、東京ソワール、ワコールホールディングス、MRKホールディングス、アツギ、シャルレ、タビオ、ヤギ、タキヒヨー、GSIクレオス、島精機製作所、セーレン、資生堂、コーセーホールディングス、ポーラ・オルビスホールディングス、アイスタイル、MTG、ヤーマン、I-ne、ハウスオブローゼ、シーボン、アクシージア、プレミアアンチエイジング、ハーバー研究所、粧美堂、日本精化、長谷川香料、日本色材工業研究所、田谷、エム・エイチ・グループ、コタ、ビューティ ガレージ、アジュバンホールディングス、ミルボン

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