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過去最高業績に冷や水、ファストリが4.04%の急落 オンワードHDは6.01%高で上昇率トップ|「SVT インデックス」13,137ポイント(10月9日)

NEWOct 9, 2026.高村 学Tokyo, JP
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日本国内のファッション&ビューティ関連96銘柄で構成する株価指数「SVT インデックス」は10月9日、13,137.6ポイントとなり、前日比マイナス249.5ポイント(-1.86%)となった。この日の「SVT インデックス」は、5期連続で過去最高の業績を更新したファーストリテイリングが4.04%安となり、指数はマイナス217.39ポイント、「SVT インデックス」を1社単独で大きく押し下げた。

2026年10月9日
「SVT インデックス(株価指数)」:13,137.6ポイント(前日比−249.5ポイント/−1.86%)

ファーストリテイリングは2026年8月期に売上収益3兆9633億円を計上し、5期連続で過去最高の業績を更新。2027年8月期も売上収益4兆4500億円(前期比12.3%増)、事業利益8300億円(同15.5%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益5600億円(同3.2%増)を見込んでいる。

売上収益では、2025年11月期に円換算で約3兆6000億円を計上したヘネス・アンド・マウリッツをファーストリテイリングが上回った。これにより、ファーストリテイリングはファストファッション大手3社の売上高で2位に立ち、ヘネス・アンド・マウリッツは3位に後退した。

好業績と今期の増収増益見通しが示された一方、株価は大きく下落した。市場全体で売りが優勢となるなか、ファーストリテイリングの下落が指数に強く反映された格好だ。ただし、今回の値下がりの直接的な要因を業績発表だけに求めることはできない。

一方、株価上昇率トップとなったのはオンワードホールディングスで、6.01%高だった。同社は前日に2027年2月期の中間期決算を発表。売上高は1175億2500万円(前年同期比4.3%増)、営業利益は61億3900万円(同7.0%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は56億2500万円(同16.6%増)と増収増益を確保した。

「アンフィーロ(UNFILO)」や「チャコット・コスメティクス(CHACOTT COSMETICS)」、オーダーメイドスーツブランド「カシヤマ(KASHIYAMA)」が好調を維持。配当については、2027年2月期の期末配当で普通配当17円に加え、創業100周年を記念した3円の記念配当を実施する予定だ。中間配当16円と合わせた年間配当は36円を見込む。増収増益に加え、記念配当を含む株主還元策も好感されたとみられる。

上昇率2位はヤマトインターナショナルで、5.40%高。同社は「クロコダイル(CROCODILE)」や「シテラ(CITERA)」などのブランドを手掛ける。10月9日14時に発表した2027年8月期の通期業績予想では、売上高203億円(前期比2.1%増)、営業利益1億5000万円(前期は2億8900万円の赤字)、親会社株主に帰属する当期純利益2億円(前期比1.7%減)を見込む。3期ぶりの営業黒字を計画しており、発表後の後場に買いが集まった。

株価下落率トップはタキヒヨーで、4.15%安。同社は10月9日14時に2027年2月期の中間期決算を発表した。売上高は316億8200万円(前年同期比0.4%減)、営業利益は7億4800万円(同33.0%減)、親会社株主に帰属する中間純利益は10億100万円(同7.8%減)となった。減収減益の決算を受け、後場に下げ幅が拡大した。

指数のプラス寄与度では、良品計画がプラス5.91ポイントでトップ。アシックスがプラス4.56ポイント、ZOZOがプラス4.30ポイント、資生堂がプラス4.23ポイント、MTGがプラス2.06ポイントと続いた。ファーストリテイリングの大幅安を、こうした銘柄の上昇が一部補ったものの、指数全体をプラスに転じさせるには至らなかった。

マイナス寄与度では、ファーストリテイリングがマイナス217.39ポイントで突出。三越伊勢丹ホールディングスがマイナス2.40ポイント、ワークマンがマイナス1.18ポイント、エービーシー・マートがマイナス0.96ポイント、HUMAN MADEがマイナス0.91ポイントと続いた。

10月9日の「SVT インデックス」は、ファーストリテイリングの下落が指数全体の動きを大きく左右した一日となった。オンワードホールディングスやヤマトインターナショナルのように、決算や業績見通しを材料に上昇する銘柄がある一方、指数全体では売りが優勢となった。

「SVT インデックス」株価上昇率ランキングTOP10(10月9日)
銘柄名|騰落率
オンワードホールディングス|+6.01%
ヤマトインターナショナル|+5.40%
ヤギ|+4.23%
I-ne|+3.55%
プリモグローバルホールディングス|+2.98%
ワコールホールディングス|+2.32%
コックス|+2.25%
MTG|+2.23%
松屋|+2.16%
ヨンドシーホールディングス|+2.10%

「SVT インデックス」株価下落率ランキングTOP10(10月9日)
銘柄名|騰落率
タキヒヨー|−4.15%
ファーストリテイリング|−4.04%
三陽商会|−3.32%
yutori|−2.67%
HUMAN MADE|−2.08%
ワークマン|−1.13%
MRKホールディングス|−1.11%
三越伊勢丹ホールディングス|−0.78%
近鉄百貨店|−0.74%
Japan Eyewear Holdings|−0.65%

「SVT インデックス」指数プラス寄与度TOP5(10月9日)
銘柄名|寄与度
良品計画|+5.91ポイント
アシックス|+4.56ポイント
ZOZO|+4.30ポイント
資生堂|+4.23ポイント
MTG|+2.06ポイント

「SVT インデックス」指数マイナス寄与度TOP5(10月9日)
銘柄名|寄与度
ファーストリテイリング|−217.39ポイント
三越伊勢丹ホールディングス|−2.40ポイント
ワークマン|−1.18ポイント
エービーシー・マート|−0.96ポイント
HUMAN MADE|−0.91ポイント

※「SVT インデックス」96銘柄
ファーストリテイリング、良品計画、ZOZO、アシックス、yutori、human made、TOKYO BASE、キューブ、クラシコ、TENTIAL、ミズノ、ゴールドウイン、ヨネックス、ゼビオホールディングス、三越伊勢丹ホールディングス、髙島屋、J.フロントリテイリング、エイチ・ツー・オー リテイリング、松屋、近鉄百貨店、丸井グループ、ユナイテッドアローズ、パルグループホールディングス、アンドエスティホールディングス、三陽商会、TSIホールディングス、オンワードホールディングス、ルックホールディングス、ワールド、三共生興、キング、コックス、ヤマトインターナショナル、ダイドーリミテッド、ワークマン、ハニーズホールディングス、しまむら、西松屋チェーン、インターメスティック、Japan Eyewear Holdings、ジンズホールディングス、ヨンドシーホールディングス、フェスタリアホールディングス、プリモグローバルホールディングス、ベリテ、カシオ計算機、セイコーグループ、シチズン時計、クロスプラス、マツオカコーポレーション、ドウシシャ、ダブルエー、ジェイドグループ、エービーシー・マート、チヨダ、AOKIホールディングス、はるやまホールディングス、青山商事、コナカ、ムーンバット、川辺、山喜、サックスバー ホールディングス、東京ソワール、ワコールホールディングス、MRKホールディングス、アツギ、シャルレ、タビオ、ヤギ、タキヒヨー、GSIクレオス、島精機製作所、セーレン、資生堂、コーセーホールディングス、ポーラ・オルビスホールディングス、アイスタイル、MTG、ヤーマン、I-ne、ハウスオブローゼ、シーボン、アクシージア、プレミアアンチエイジング、ハーバー研究所、粧美堂、日本精化、長谷川香料、日本色材工業研究所、田谷、エム・エイチ・グループ、コタ、ビューティ ガレージ、アジュバンホールディングス、ミルボン

 

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