
主に欧米のファッション&ビューティ関連33銘柄で構成する「SVT グローバル」は8月13日、20銘柄が上昇する一方、13銘柄が下落し、前日比マイナス0.91%だった。下落率トップとなったのは、「コーチ(Coach)」や「ケイト・スペード(kate spade)」を擁するタペストリー。8月13日に2026年6月期の通期決算を発表し、売上高は80億4200万ドル(約1兆2787億円*、前年比14%増、恒常為替レートベース13%増)となった。営業利益は19億1440万ドル(約3044億円*)で、前年の4億1500万ドルから361.3%増と大幅に改善した。
主力の「コーチ」が業績を牽引し、売上高は69億1470万ドル(約1兆994億円)と前期比24%増、恒常為替レートベースでは23%増となった。それでも株価は急落したが、株価に織り込まれていた高い成長期待の修正という側面が大きそうだ。さらに、8月10日にはタペストリー株が164.78ドルまで上昇し、今回の急落直前まで高値圏にあった。直前までの上昇で膨らんでいた期待に対し、来期の成長ペースに慎重な見方が広がったことで、利益確定売りが一気に膨らんだとみられる。
前日に下落率トップだったアシックスはこの日も0.63%安となり、2日続落した。「ラグジュアリーグループ」セクターも下落し、LVMHは1.06%安、エルメスは1.47%安、ケリングは0.79%安となった。
「SVT グローバル」の上昇率トップはオールバーズの3.13%高。続いてコロンビア・スポーツウェアが2.65%高、フェラガモが2.43%高、デッカーズ・アウトドアが2.30%高、オン・ホールディングスが1.87%高となった。
タペストリーの急落が「SVT グローバル」全体を大きく押し下げた一方、業績そのものは好調でも、株価が先行して上昇していた銘柄では、来期の成長ペースに対するわずかな懸念が大きな株価調整につながる局面となった。
*1ドル=159円換算(8月14日時点)
【参考】「SVT グローバル」騰落率上位(8月13日)
銘柄名|騰落率
Allbirds|+3.13%
Columbia Sportswear|+2.65%
Ferragamo Group|+2.43%
Deckers Outdoor Corporation|+2.30%
On Holding AG|+1.87%
NIKE|+1.78%
Under Armour|+1.71%
Burberry Group|+1.47%
Unilever|+1.27%
VF Corporation|+1.17%
【参考】「SVT グローバル」騰落率下位(8月13日)
銘柄名|騰落率
Tapestry|-16.37%
Ralph Lauren Corporation|-2.26%
HERMES INTERNATIONAL|-1.47%
Moncler|-1.15%
lululemon athletica|-1.08%
LVMH|-1.06%
Fast Retailing|-0.90%
Ermenegildo Zegna Group|-0.86%
KERING|-0.79%
asics|-0.63%
※「SVT グローバル」は原則として本国のプライマリー上場市場の株価を採用
※本データは現地通貨建て株価ベースで算出しており、為替変動の影響は考慮していない
※「SVT グローバル」採用33銘柄
LVMH / HERMES INTERNATIONAL / KERING / Prada / Burberry Group / Ferragamo Group / Brunello Cucinelli / Moncler / Richemont / Swatch Group / Fast Retailing / Inditex / Hennes & Mauritz / Hugo Boss / Ermenegildo Zegna Group / Ralph Lauren Corporation / Tapestry / PVH Corporation / VF Corporation / Capri Holdings / Canada Goose Holdings / Deckers Outdoor Corporation / Levi Strauss & Co. / NIKE / adidas / asics / lululemon athletica / Under Armour / Columbia Sportswear / Allbirds / On Holding AG / L’Oreal / Unileve








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