
横編機メーカー大手の島精機製作所は10月30日、2027年3月期の中間期決算を発表した。売上高は149億1800万円(前年同期比17.5%減)と大幅な減収となり、営業損益は21億8500万円の赤字(前年同期は7900万円の赤字)、親会社株主に帰属する中間純損益は17億9000万円の赤字(前年同期は6億7200万円の黒字)に転落した。
主力の横編機事業の売上高は103億8000万円(前年同期比23.0%減)だった。全社の売上高が前年同期を大きく下回るなか、主力事業も厳しい状況となった。
為替相場の変動に伴い、第2四半期には営業外費用として3億5500万円の為替差損を計上した。島精機製作所と海外連結子会社が保有する外貨建て資産・負債について、第2四半期末時点で評価替えを行ったことによるもの。第1四半期には1億1100万円の為替差益を計上していたため、中間期累計では2億4300万円の為替差損を営業外費用に計上した。
同社は第1四半期に5億8800万円の最終赤字を計上した際、通期業績予想を据え置いていたが、中間期決算を受けて業績予想を下方修正した。2027年3月期の通期業績予想は、売上高を従来の410億円(前期比7.4%増)から343億円(同2.4%増)に引き下げた。営業損益は3億円の黒字予想から48億円の赤字予想へと修正。前期の営業損益は17億2000万円の赤字だった。親会社株主に帰属する当期純損益も、9億円の黒字予想から51億円の赤字予想に引き下げた。前期は8億5600万円の黒字だった。
業績低迷を受け、島精機製作所は2024年10月から役員報酬の減額措置を実施している。当初は2026年9月までとしていたが、中間期決算の内容を踏まえ、2027年3月まで延長する方針だ。業績予想の大幅な下方修正と役員報酬の減額延長を通じ、経営再建に向けた取り組みを進める。










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