
「インディヴィ(INDIVI)」「アンタイトル(UNTITLED)」「タケオキクチ(TAKEO KIKUCHI)」などを展開するワールドは10月5日、2027年2月期の中間期決算を発表した。売上収益は1424億8900万円(前年同期比4.1%増)、営業利益は84億900万円(同1.2%増)、親会社株主に帰属する中間利益は58億7700万円(同4.2%増)となり、増収増益を確保した。
同日、ワールドが日本政策投資銀行と共同で出資するW&Dインベストメントデザインは、タオル事業を展開する内野(本社:東京都中央区、代表:内野孝信)の事業承継を目的とした新会社を設立し、子会社化すると発表した。今回の事業承継では、再生支援決定を受けた内野の全事業と、承継対象となる金融債務を吸収分割の方法で承継会社に移管。その後、承継会社が実施する第三者割当増資をW&Dインベストメントデザインが引き受ける予定だ。内野の直近の売上高は118億1800万円。
内野は六本木ヒルズにフラッグシップショップを構える一方、8月から9月にかけて「三越 仙台店」や「大丸 博多店」など19店舗を閉店している。店舗網を縮小する動きが続く中で、今回の事業承継によって事業基盤の立て直しを図る。
ワールドはアパレルを中心としたブランド事業に加え、M&Aなどを通じて事業領域を広げてきた。今回の内野の事業承継も、W&Dインベストメントデザインを通じた投資・事業再生の一環となる。
2027年2月期の通期業績予想は、売上収益3000億円(前期比5.6%増)、営業利益175億円(同11.5%増)、親会社株主に帰属する当期利益126億円(同4.9%増)を見込む。中間期で増収増益を確保する中、下期の業績とともに、内野の事業承継を含む投資事業の今後の展開が注目される。






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