BUSINESS NEWS
  • share with weibo
  • share with LINE
  • share with mail

創業80年の八木通商が新体制 「マッキントッシュ」「アレクサンドル・ドゥ・パリ」の成長を支えてきた八木洋三氏が社長就任

NEWJun 19, 2026.高村 学Tokyo, JP
  • share with weibo
  • share with LINE
  • share with mail

主に欧州ラグジュアリーブランドの日本展開を手掛ける八木通商は、6月11日付で経営体制を刷新し、八木雄三社長が代表取締役会長に就任、新社長に八木洋三・代表取締役副社長が就任した。

八木洋三氏は1974年2月17日生まれの52歳。米ミシガン州立大学経営大学院でMBA(マーケティング)を取得後、2001年に八木通商へ入社した。PRやマーケティング部門を歴任し、2015年に常務取締役、2023年からは代表取締役副社長を務めてきた。また、「マッキントッシュ(MACKINTOSH)」の日本法人であるマッキントッシュジャパン社長や英国本社の共同CEO、「アレクサンドル・ドゥ・パリ(ALEXANDRE DE PARIS)」の日本法人取締役なども兼任している。

八木通商は1946年に大阪・北浜で創業。繊維や生地の輸出事業を祖業としながら、現在は海外ブランドの日本市場における展開を主力事業としている。「マッキントッシュ」をはじめ、「アレクサンドル・ドゥ・パリ」「スリードッツ(three dots)」「ヘレン・カミンスキー(HELEN KAMINSKI)」など数多くのブランドを手掛け、単なる輸入販売にとどまらず、ブランド戦略やマーケティングまで一貫して担うことで、日本市場での成長を支えてきた。

近年も事業拡大を続けており、2024年春夏からはイタリア発の「C.P.カンパニー(C.P. COMPANY)」の展開を開始。さらに2026年秋冬からは、米ニューヨーク発ブランド「ケイト(KHAITE)」の日本展開を本格化する予定だ。海外ブランドを日本市場へ導入し、長期的な視点で育成する同社の存在感は一段と高まっている。

八木通商は「モンクレール(MONCLER)」の日本市場における成長を後押ししたことで知られる。ブランドの世界観を損なうことなく市場に浸透させる手腕には定評があり、海外ブランドの日本進出における有力パートナーとして独自のポジションを築いてきた。

新社長に就任した八木洋三氏は、マーケティング畑を歩みながら国内外のブランド経営にも携わってきた。「マッキントッシュ」のベストセラーモデル「ハンビー(HUMBIE)」をはじめ、ブランド価値を高めながらヒット商品を生み出してきた手腕は業界内でも高く評価されている。海外ブランドの日本戦略が変化するなか、今回の刷新は単なる世代交代ではなく、次の成長モデルを描く重要な転換点となる。創業80年を迎えた八木通商が、新体制のもとでどのような存在感を示していくのか、業界の注目が集まる。

 

READ MORE