
デサントジャパンは9月17日、東京・銀座の直営店「デサント ギンザ(DESCENTE GINZA)」をリニューアルオープンする。これまでゴルフブランドの複合店として展開してきた店舗を、「デサント(DESCENTE)」ブランド単体の直営店へと転換。銀座を起点に、国内外から訪れる顧客に「デサント」の世界観を発信する。
「デサント ギンザ」の売場面積は約332平方メートル。店内では「水沢ダウン」をはじめ、スキー、ゴルフ、トレーニングウェア、バッグ、アクセサリーなど、「デサント」の幅広いカテゴリーを展開する。フットウェアの売場は国内最大規模となる。
「デサント」は、すべての構造や素材に意味を持たせ、適材適所にデザインすることで、機能性と美しさを両立させる「機能美」をブランドの特徴としてきた。今回の店舗デザインにもその考え方を反映し、空間そのものを通じてブランドの世界観を表現する。店内にはディフューザーも設置し、視覚だけでなく香りなど五感を通じて「デサント」の世界観を伝える空間に仕上げた。
主力商品の一つとして展開する「水沢ダウン」は、岩手県奥州市にある水沢工場で生産している。水沢工場は2025年に建て替えられ、生産設備などを一新。現在は119人が働いており、その多くを女性スタッフが占める。子育て中のスタッフが急な学校からの連絡などにも対応できるよう、工場内にはテレフォンブースも設置している。最新の生産設備に加え、空調などの環境設備にも配慮。ものづくりの現場としての機能だけでなく、働く環境にも目を向けた工場となっている。水沢工場は、こうした取り組みも評価され、第44回「毎日ファッション大賞」の話題賞にも選ばれている。
今回のリニューアルについて、デサントジャパンのブランドマーケティン第1部門販売1部の島健太郎部長は、「デサント ギンザは世界中から訪れる海外の方に直接、価値を届けたい」と話す。同社では150坪以上の店舗を旗艦店と定義しており、今後は同規模のスペースを活用したグローバル旗艦店の展開も進める考えだ。まずは「デサント ギンザ」を起点に出店を加速。既存店舗についても拡大を進め、都心エリアを中心にフルラインアップを展開できる店舗を増やしていく。
商品だけでなく、店舗の空間やものづくりの背景まで含めて「デサント」の価値を伝える。銀座でのリニューアルは、国内市場だけでなく、海外から訪れる顧客も視野に入れたブランドの店舗戦略の転換点となる。







![[[name]]](/assets/img/common/sp.png)