
ストッキングやインナーウェアを主力とするアツギは7月31日、2027年3月期第1四半期決算を発表した。売上高は43億9900万円(前年同期比2.1%増)と増収だったものの、営業損失は6億700万円(前年同期は5億2200万円の赤字)、親会社株主に帰属する四半期純損失は5億8700万円(同5億900万円の赤字)と赤字幅が拡大した。レッグウェアやインナーウェアなどを展開する主力の繊維事業では営業損失が7億3000万円となり、前年同期の6億3800万円から赤字が拡大した。
アツギは2026年3月期通期決算でも営業損失10億1900万円、親会社株主に帰属する当期純損失11億3700万円を計上しており、今期も厳しいスタートとなった。第1四半期だけで前期通期の赤字水準の半分以上に達しており、収益改善への道筋はなお見通せない状況だ。
こうした状況を受け、同社は収益構造改革を含む抜本的な経営改革に着手する方針を示している。2027年3月期の業績予想は引き続き未定としており、2028年3月期を最終年度としていた中期経営計画についても、目標達成は困難と判断して取り下げている。
株価も低迷が続く。「SEVENTIE TWO(セブツー)」が集計した「2026年上半期ファッション&ビューティ関連96銘柄騰落率ランキング」では、アツギは1月5日始値1,267円から6月30日終値1,043円まで17.7%下落し、96銘柄中87位だった。業績回復への期待が高まる一方で、市場は依然として厳しい評価を下している。











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