
衣料品大手のしまむらは9月28日、2027年2月期の中間期決算を発表した。売上高は3572億6000万円(前年同期比4.0%増)、営業利益は331億2900万円(同5.3%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は241億9100万円(同5.6%増)となり、増収増益を確保した。
6月から7月中旬にかけての梅雨空に加え、相次ぐ台風の接近によって、ファッション市場全体では夏物需要が鈍化したものの、しまむらはこうした天候の影響を受けながらも前年同期を上回る業績を維持。決算発表翌日の9月29日の株価も3%超上昇した。
通期業績については、売上高7291億9300万円(前期比4.2%増)、営業利益668億4200万円(同8.7%増)、親会社株主に帰属する当期純利益473億2100万円(同6.4%増)を見込む。中間期を終えた段階でも増収増益基調を維持しており、過去最高の業績更新に向けて順調に推移している。
業績を支えたのは、主力の「しまむら」だけではない。グループの全事業が前年同期を上回った。主力業態の「しまむら」は、売上高2629億7600万円(前年同期比3.1%増)と堅調に推移。店舗数は1423店舗となった。若年層を中心としたファッションを扱う「アベイル」は、売上高374億9300万円(同7.5%増)と伸長。ベビー・子ども用品を扱う「バースデイ」も408億8300万円(同1.8%増)と前年同期を上回った。
特に高い伸びを見せたのが雑貨業態の「シャンブル」で、売上高は98億9600万円(同19.5%増)。「ディバロ」も売上高5億5600万円(同3.2%増)となり、増収を確保した。
衣料品を中心に、若年層向け、ベビー・子ども用品、雑貨、靴まで幅広い業態を展開するしまむら。夏物需要が伸び悩んだ期間を含む中間期でも、特定の事業に依存することなく、グループ全体で前年同期を上回ったことが今回の決算の特徴となった。




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