
紳士服チェーン「アオキ(AOKI)」などを展開するAOKIホールディングスは8月7日、2027年3月期第1四半期決算を発表した。売上高は430億4500万円(前年同期比1.6%減)、営業利益は11億8000万円(同49.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は3億1800万円(同75.6%減)となり、同期間として6期ぶりの減収減益となった。主力のファッション事業が営業赤字に転落し、第1四半期は厳しいスタートとなった。
主力のファッション事業は、6月の天候不順による気温低下などが響いた。売上高は213億3300万円(前年同期比4.2%減)、営業損益は2億200万円の赤字(前年同期は7億5300万円の黒字)となり、前年同期から大きく悪化した。
一方、グループ業績を下支えしたのが、「快活CLUB」や「コート・ダジュール」を展開するエンターテイメント事業だ。売上高は185億9600万円(前年同期比2.0%増)、営業利益は16億800万円(同3.9%増)となり、第1四半期として売上高、営業利益ともに過去最高を更新した。
「アニヴェルセル」を運営するブライダル事業は苦戦した。前期の受注がやや低調だったことに伴う施行組数の減少に加え、受注強化に向けた広告宣伝費などのコストが増加。売上高は25億1200万円(前年同期比7.2%減)、営業損失は3億100万円(前年同期は5700万円の赤字)と、赤字幅が拡大した。
不動産賃貸事業は堅調に推移。グループ内店舗の遊休スペースの賃貸を推進したことなどから、売上高は18億6900万円(前年同期比5.6%増)、営業利益は4億3400万円(同17.0%増)となった。
主力のファッション事業が大きく落ち込む一方、エンターテイメント事業や不動産賃貸事業が増収増益となり、事業ごとの明暗が分かれる結果となった。
AOKIホールディングスは2027年3月期の通期業績予想を据え置き、売上高2000億円(前期比2.8%増)、営業利益180億円(同6.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益100億円(同5.7%増)を見込んでいる。








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