
セーレンの新ブランド「プリモーディアル(PRIMORDIAL)」
セーレンは8月3日、2027年3月期第1四半期決算を発表した。売上高は491億4500万円(前年同期比21.0%増)、営業利益は66億6700万円(同23.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は46億5600万円(同13.9%増)と二桁の増収増益を達成した。車輌資材事業が業績をけん引し、売上高とすべての利益が第1四半期として過去最高を更新した。
主力の車輌資材事業は、売上高が304億2600万円(前年同期比10.0%増)と堅調に推移。自動車関連需要を背景に収益を伸ばし、全社業績を押し上げた。一方、ハイファッション事業は売上高52億2300万円(同3.7%減)、営業利益4億6900万円(同7.4%増)だった。スポーツ、インナー、ファッション衣料向け商材の販売は低調だったものの、原価低減活動の効果などにより増益を確保した。
ハイファッション事業は、小ロット・短納期・在庫レス生産を実現する独自のデジタルプロダクションシステム「ビスコテックス(Viscotecs)®」を軸に事業を展開。あわせてリサイクル素材や生分解性素材の開発・製造も進め、環境配慮型素材への対応を強化している。
好調な第1四半期業績を受け、同社は2027年3月期通期業績予想を上方修正した。売上高は1953億円(従来予想1903億円、前年比13.7%増)、営業利益は226億円(同211億円、同8.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は157億円(同150億円、同0.6%増)へそれぞれ引き上げた。
セーレン株は8月3日の後場終盤に上げ幅を拡大。終値は前営業日比7.08%高となり、日本国内のファッション&ビューティ関連96銘柄で構成する「SVT インデックス」では、この日の上昇率ランキング3位となった。






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