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海洋汚染解決の糸口、田村駒の漁網リサイクル生地で不正発覚

Oct 11, 2021.安江侑花Tokyo,JP
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SDGs(持続可能な開発目標)意識の高まりに伴い、海洋汚染が世間でも問題視されるようになった。漁業で使用される漁網は海洋ゴミの約46%を占め、海洋汚染の大きな要因になっている。さらに海洋に回流する漁網は「ゴーストネット」と呼ばれ、約10万頭の海洋哺乳類を死傷させ、魚類を含めるとより多くの生物が犠牲になっている。「ゴーストネット」を回収し、リサイクルしているのが、リサイクル業者の坂井マリンと繊維商社の田村駒が共同プロジェクトとして行っている「GNB(Ghost Net Burster)」という取り組みだ。

10月7日、繊維商社の田村駒は販売する漁網のリサイクルナイロン生地「GNB」について社内で確認した結果、現在まで製造された「GNB」生地の原料に国内回収の漁網は使用されていなかったことが判明したと発表した。これまで「GNB」のプロモーション活動において、一部国内回収漁網の使用を想起させる内容が含まれていたが、中国国内の仕入先及びテキスタイルメーカーからは、中国国内において手配された漁網を原料として使用していると報告があったという。

この発覚から、田村駒は「GNB」生地の取り扱いを一旦中断し、すでに「GNB」を使用し、バッグ類を主とした各種商品を製造・販売している取引先との間において、取引先の要望にも応じて返品、返金を含めた対応をしていくという。「GNB」を使用した製品は、クラウドファンディングサイトの「マクアケ(Makuake)」で販売されていたほか、「ニコアンド(niko  and...)」でも取り扱われていた。

 

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