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トレンチコートアンバサダーに就任した松本潤が纏う「アクアスキュータム」の名作「キングスウェイ」 175年の伝統と新たな美意識

NEWOct 12, 2026.セブツー編集部Tokyo, JP
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レナウンは10月12日、今年175周年を迎えた英国発祥のファッションブランド「アクアスキュータム(Aquascutum)」のトレンチコートアンバサダーに松本潤を起用したと発表した。同日に公開されたコンセプトムービーでは、ブランドを代表するトレンチコート「キングスウェイ(KINGSWAY)」を纏った松本潤が、雨のなかでその魅力を表現する。トレンチコートの存在感に加え、雨や車、橋、そして白馬といったいくつもの情景が重なり合い、松本潤を取り巻く時間や空気まで写し取ろうとするような物語に仕上がっている。

英国王室からロイヤルワラント(王室御用達)を授与された歴史を持つ「アクアスキュータム」のトレンチコート「キングスウェイ」は、1930年に誕生したモデルでミリタリーコートをルーツに持つ。時代や流行によってその見せ方を変えながらも、基本となるシルエットやディテールを保ち続けてきた。肩のエポーレットや、襟元を留めるチンフラップ、ベルトに配されたDリングなど、細部には機能に由来するディテールが残されている。装飾として加えられたものではなく、必要性から生まれた形が、時代を超えてデザインの一部となっている。着る人の年齢やスタイルを限定せず、羽織るだけで着こなし全体に輪郭を与える力を持ち、流行を追いかけるだけでは生まれない、時間をかけて培われた服の強さがそこにある。

「キングスウェイ」の魅力を支えるのは、デザインだけではない。表地には、ブランド独自のギャバジン「アクアファイブ(AQUA5)」を採用。厳選されたエジプト産ギザコットンを100%使用し、高密度に織り上げることで、軽さときめ細かな風合い、上品な光沢を備えた生地に仕上げている。突然の雨にも対応できる機能性を持ち、見た目の美しさと実用性を両立させている点も特徴だ。

撮影では、演出として雨を降らせていたところ、深夜になって本物の強い雨が降り始めたという。意図してつくり上げた風景に、偶然の天候が重なった。計算された画づくりと、自然がもたらす予測できない瞬間。その境目が曖昧になるような出来事も、今回のキャンペーンにふさわしいエピソードだ。

さらに、今回のキャンペーンでは、175周年という節目にブランドの歴史を振り返るだけでなく、いまの時代にその服を纏う意味を問いかける。「アクアスキュータム」が受け継いできたものは、過去の様式をそのまま保存することではない。長く愛されてきた形や素材を守りながら、着る人や時代の変化に応じて、その魅力を新たに見せていくことだろう。

今回のビジュアルに登場する松本潤もまた、そうした時間の流れを体現する存在として映る。トレンチコートを纏い、白馬や車、雨の風景のなかに身を置く。その姿は、服の歴史を説明するためのモデルというより、服が持つ物語を引き受ける人物のようだ。声高に何かを主張するのではなく、佇まいや視線、身体の動きによって、静かに印象を残していく。

キャンペーンに掲げられたコンセプトは、「受け継いできたもの。その先にある、新たな美意識。」。175年の歴史を持つブランドが、過去への敬意と、これからの表現をひとつの言葉に重ねた。175年の伝統を受け継ぎながら、新たな美意識を描き出す「アクアスキュータム」。松本潤の起用によって、その歴史にどのような新しい物語が加わっていくのか、今後の展開にも期待が高まる。

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