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「パンドラ」が渋谷に新オフィス・ショールーム 国内60店舗から2030年に150店舗へ拡大

NEWOct 13, 2026.セブツー編集部Tokyo, JP
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「パンドラ」のアジア統括ゼネラルマネージャーのトーマス・クヌーセン氏(右)とジャパン・カントリーマネージャーの舘野洋介氏

デンマーク発のジュエリーブランド「パンドラ(PANDORA)」が、日本市場での事業拡大を加速する。PANDORA Jewelry Japanは10月13日、事業説明会とショールーム内覧会を開催。アジア統括ゼネラルマネージャーのトーマス・クヌーセン(Thomas Knudsen)氏とジャパン・カントリーマネージャーの舘野洋介氏が登壇し、日本市場の成長や今後の出店戦略について説明した。

1982年に創業した「パンドラ」は、現在100カ国以上で事業を展開する。2025年12月期の売上高は325億4900万デンマーククローネ(約7486億2700万円*)で、前期比6%増。この5年間でも売上高は28%増加しており、着実な成長を続けている。

なかでも日本市場の伸びは大きい。日本の売上高は前期比で2倍近く、アジア地域でもっとも高い成長率を記録したという。クヌーセン氏は、日本での成功の背景について、ジュエリーに込められた意味やストーリーを重視するブランドの姿勢を挙げる。「日本では20代を中心に受け入れられている。成功の秘訣はストーリーテリングだ。ジュエリーの一つひとつに意味があり、他にはない楽しさと価値がある。これが日本で受け入れられている」と説明する。

地域別の売上高構成比を見ると、欧州が50%を占め、アジアは8%だ。そのアジア売上高の約半分を日本が占めるという。中国では約100店舗を展開しているが、日本の売上高は中国の3倍に達している。こうした実績からも、日本市場がアジア事業において重要な位置を占めていることがうかがえる。

国内の店舗数は現在60店舗。今後は年間約20店舗のペースで出店し、2030年までに150店舗へ拡大する方針だ。舘野氏は出店戦略について、「出店場所は妥協なしで探し、開けていく」と語り、立地を重視する姿勢を示した。また、日本で支持を集める理由について、「ジュエリーとしてのかわいさより、意味が受け入れられた。パンドラが一つの媒介になり、表現のプラットフォームになっている」と話す。ジュエリーを単なる装飾品として販売するのではなく、身に着ける人が自分の思いや価値観を表現するための存在として提案している。

今回、PANDORA Jewelry Japanは東京・渋谷にオフィスを移転し、新たにショールームを設けた。また、先週にはベトナムに工場を新設し、生産体制の強化も進めている。日本での店舗網拡大とともに、事業基盤の整備を進める「パンドラ」。ジュエリーに込められたストーリーを強みに、日本市場でさらなる成長を目指す。

*1デンマーククローネ=23円で換算(10月13日時点)

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