
撮影:SEVENTIE TWO
ファッションビル「マルイ」を展開する丸井グループは8月4日、2027年3月期第1四半期決算を発表した。売上高にあたる売上収益は723億5900万円(前年同期比7.4%増)、営業利益は154億800万円(同10.5%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は90億3000万円(同14.0%増)だった。売上収益は第1四半期として6期連続の増収となり、営業利益と最終利益はいずれも過去最高を更新した。
好調を支えたのは、小売事業とフィンテック事業の両輪だ。小売事業の売上高は209億円(前年同期比3%増)、営業利益は34億円(同38%増)と大幅な増益。未稼働面積の減少や収益性の改善が進み、第1四半期のテナント収入は119億円(前年同期比2%増)となった。売上歩合などの変動収入比率も23%まで上昇し、前年から2ポイント改善した。
フィンテック事業も好調を維持した。売上収益は548億円(同11%増)、営業利益は140億円(同3%増)。主力の「エポスカード」は新規会員数が22万人と前年同期を1万人上回り、期末会員数は841万人(前年同期比41万人増)と過去最高を更新した。
同日、丸井グループは2027年3月期の通期業績予想を見直し、売上収益を従来予想の2960億円から2965億円(前期比7.1%増)、営業利益を550億円から555億円(同10.5%増)へ上方修正した。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は295億円(同3.6%増)の予想を据え置いた。
また、年間配当予想は15期連続の増配となる1株当たり134円を維持しており、過去最高配当を更新する見通し。小売とフィンテックの両事業が堅調に推移する中、利益成長と株主還元を両立する姿勢を鮮明にしている。






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