
欧米のファッション・ビューティ企業33銘柄で構成する「SVT グローバル」は7月1日、構成銘柄の騰落率合計がプラス4.10%だった。市場では「FIFAワールドカップ2026」の開催を背景にスポーツ関連銘柄への買いが続く一方、ラグジュアリーブランド株は軟調な展開となった。
この日の上昇率トップはナイキで前日比4.90%高。6月30日に発表した2026年5月期通期決算では、売上高が463億9800万ドル(約7兆5164億円*)と前年並みだった一方、為替変動の影響を除くベースでは2%減収、当期純利益は前年比3%減の31億800万ドル(約5034億円)となった。中国本土、香港、台湾を含むグレーターチャイナの売上高は前年比13%減と苦戦が続いている。
決算発表直後の6月30日の時間外取引では株価が一時約10%下落したものの、7月1日の通常取引では一転して4.90%上昇。決算内容に対する過度な警戒感が後退し、買い戻しが優勢となった。
スポーツ関連銘柄への資金流入も続いた。アメリカ、カナダ、メキシコの3カ国で開催中の「FIFAワールドカップ2026」を追い風に、「スポーツ&アクティブ」セクターは概ね堅調だった。アシックスは1.39%安と下落したものの、アディダスは0.89%高、アンダーアーマーは2.97%高、コロンビア・スポーツウェアは3.02%高と幅広い銘柄が上昇し、市場の関心の高さを示した。
一方で、ラグジュアリー関連株には売りが続いた。下落率トップはフェラガモグループで6.06%安となり、2日続落。バーバリーグループも2.26%安だった。「グッチ(GUCCI)」や「ボッテガ・ヴェネタ(Bottega Veneta)」を展開するケリングは0.63%安と4日続落。LVMHは0.64%安、エルメス・インターナショナルも0.19%安となり、「ラグジュアリーグループ」セクター3社がそろって下落した。
スポーツ関連株に資金が向かう一方で、高級ブランド株には利益確定売りが続いており、「スポーツ&アクティブ」と「ラグジュアリー」のコントラストが一段と鮮明になった一日だった。
*1ドル=162円換算(2026年7月1日時点)
※「SVT グローバル」は原則として本国のプライマリー上場市場の株価を採用
※本データは現地通貨建て株価ベースで算出しており、為替変動の影響は考慮していない
※「SVT グローバル」採用33銘柄
LVMH / HERMES INTERNATIONAL / KERING / Prada / Burberry Group / Ferragamo Group / Brunello Cucinelli / Moncler / Richemont / Swatch Group / Fast Retailing / Inditex / Hennes & Mauritz / Hugo Boss / Ermenegildo Zegna Group / Ralph Lauren Corporation / Tapestry / PVH Corporation / VF Corporation / Capri Holdings / Canada Goose Holdings / Deckers Outdoor Corporation / Levi Strauss & Co. / NIKE / adidas / asics / lululemon athletica / Under Armour / Columbia Sportswear / Allbirds / On Holding AG / L’Oreal / Unileve















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