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China|米中両政府の板ばさみの「ナイキ」 米国副大統領が「ナイキ」を異例の痛烈批判

Oct 26, 2019.高村 学Tokyo, JP
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中国・上海の「ナイキ」 撮影は2019年9月

アメリカのペンス副大統領は10月24日、政策演説のなかで「香港の問題では、社会的良心を捨てることを選んでいる」と「ナイキ(NIKE)」を痛烈に批判した。

事の発端は10月7日、アメリカのNBAチーム「ヒューストン・ロケッツ」のゼネラルマネジャーが、自身のツイッターで香港での抗議デモを支持する内容を投稿(現在は削除)したことによる。この投稿をきっかけに、中国のSNS上で抗議や非難が噴出、翌日には中国国営テレビがNBAの一部放送を中止すると発表した。「ナイキ」はこの問題に配慮する形で、「ヒューストン・ロケッツ」関連の商品を撤去、販売を自粛していた。ペンス副大統領は「ナイキ」の一連のこの対応に対して、「故意に人権侵害を無視する企業文化は進歩的ではなく抑圧的だ」と容赦なく非難した。

「ナイキ」は、今年6月にも「アンダーカバー(UNDERCOVER)」とのコラボ商品の販売を中国で中止している。これは、「アンダーカバー」のデザイナーである高橋盾が自身のインスタグラムに「逃亡犯条例」の改正案を巡るデモを支持する投稿(現在は削除)をしたことで中国人から大きな反発が起きたためである。「ナイキ」はこの時も中国に対して配慮した格好だ。

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