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アシックスが急騰で時価総額4兆円目前 アイスタイル、yutori、アシックスの株価は10%超え 「SVT インデックス」は14,255ポイント|8月14日

NEWAug 14, 2026.高村 学Tokyo, JP
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日本国内のファッション&ビューティ関連96銘柄で構成される株価指数「SVT インデックス」は8月14日、前日比94.8ポイント(0.67%)高の14,255.4ポイントとなった。「SVT インデックス」は構成銘柄の時価総額をもとに加重平均方式で算出しており、時価総額合計は46兆9135億円と前日から約3119億円増加した。10%を超える上昇銘柄が相次ぐなど、好決算を発表した銘柄を中心に買いが集まった。

2026年8月14日
「SVT インデックス(株価指数)」:14,255.4ポイント(前日比+94.8ポイント/+0.67%)

株価上昇率トップは「アットコスメ(@cosme)」を展開するアイスタイルで18.31%高となった。8月13日に発表した2026年6月期通期連結決算で大幅な増収増益を達成したことに加え、自己株式の取得や増配を発表したことが買い材料となった。2026年6月期の売上高は818億700万円(前期比19.0%増)、営業利益は40億8500万円(同29.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は30億1100万円(同29.4%増)となり、主要3指標がそろって二桁成長を達成した。

2位はストリートブランド「9090(ナインティナインティ)」などを展開するyutoriで15.34%高となった。8月13日に発表した2027年3月期第1四半期決算は、売上高43億800万円(前年同期比33.1%増)、営業利益2億2800万円(同21.4%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益1億3000万円(同56.3%増)。売上高と四半期純利益は第1四半期として過去最高を更新した。

3位はスポーツ用品大手のアシックスで10.81%高となった。8月14日に発表した2026年12月期中間期決算は、売上高5344億8300万円(前年同期比32.7%増)、営業利益1204億8600万円(同38.5%増)、親会社株主に帰属する中間純利益821億7100万円(同53.3%増)となり、売上高、営業利益、純利益の主要3指標がそろって二桁成長を達成した。

さらにアシックスは同日、2026年12月期の通期連結業績予想を大幅に上方修正した。売上高は従来予想の9500億円から1兆500億円へ引き上げ、前期比29.5%増を見込む。年間売上高として初めて1兆円の大台を突破する見通しだ。営業利益は1710億円から1950億円、親会社株主に帰属する当期純利益は1100億円から1200億円へそれぞれ上方修正。売上高、営業利益、純利益のすべてで過去最高を更新する見込みとなった。

この日は上昇率10%超の銘柄が3銘柄に達し、上位銘柄の勢いが目立った。4位はゼビオホールディングスで6.28%高、5位はルックホールディングスで3.37%高、6位はビューティガレージで3.03%高。シチズン時計も3.00%高となり、時計株の一角が上昇した。

一方、株価下落率トップは三越伊勢丹ホールディングスで3.98%安となった。8月13日に発表した2027年3月期第1四半期決算は、売上高1289億1200万円(前年同期比3.8%増)、営業利益188億7700万円(同20.6%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益223億1600万円(同18.5%増)と増収増益だった。

同社は決算発表と同時に、株式分割と株主優待制度の変更も発表した。9月30日を基準日として普通株式1株を2株に分割し、10月1日から効力を発生させる。投資単位を引き下げ、個人投資家を含む幅広い投資家が投資しやすい環境を整えることで、新たな株主層の拡大を目指す。

株主優待制度も拡充し、2027年3月末時点で分割後の株式を100株以上保有する株主を対象とする。これまで優待対象外だった層にも対象を広げ、買い物利用限度額を保有株数に応じて設定。長期保有特典を含めた買い物利用限度額は最大600万円となる。

2位は三陽商会で3.83%安、3位は川辺で2.93%安、4位はJ.フロント リテイリングで2.03%安、5位は松屋で1.59%安となり、百貨店関連株の下落も目立った。カシオ計算機は1.31%安、ワークマンは1.28%安となった。

指数寄与度を見ると、この日の主役はアシックスだった。アシックスは上昇率では10.81%高の3位だったものの、指数寄与度はプラス106.41ポイントで圧倒的な1位となった。「SVT インデックス」におけるアシックスのウェイトは9.85%。この日の急騰で時価総額は3兆8000億円を突破し、指数への影響力も一段と高まった。アシックスの指数寄与度はプラス106.41ポイントで、この大幅上昇が「SVT インデックス」を強烈に押し上げた。

一方、最大ウェイトのファーストリテイリングはマイナス16.67ポイントとマイナス寄与度1位。三越伊勢丹ホールディングスもマイナス11.41ポイント、J.フロント リテイリングはマイナス3.60ポイントとなった。それでもアシックスのプラス106.41ポイントがこれらのマイナス寄与を大きく上回り、「SVT インデックス」を押し上げた。

8月14日の「SVT インデックス」は、好決算を背景に10%を超えて上昇する銘柄が相次ぐ一方、百貨店株などには売りが出る展開となった。なかでもアシックスの急騰は指数全体への影響が極めて大きく、個別銘柄の上昇が指数を押し上げる構図が鮮明となった。

株価上昇率ランキング(2026年8月14日)
■ 銘柄名|株価騰落率
アイスタイル|+18.31%
yutori|+15.34%
アシックス|+10.81%
ゼビオホールディングス|+6.28%
ルックホールディングス|+3.37%
ビューティ ガレージ|+3.03%
シチズン時計|+3.00%
TSIホールディングス|+2.92%
三共生興|+2.87%
TENTIAL|+2.39%

株価下落率ランキング(2026年8月14日)
■ 銘柄名|株価騰落率
三越伊勢丹ホールディングス|−3.98%
三陽商会|−3.83%
川辺|−2.93%
J.フロントリテイリング|−2.03%
松屋|−1.59%
カシオ計算機|−1.31%
ワークマン|−1.28%
髙島屋|−1.12%
コックス|−0.91%
セーレン|−0.70%

指数プラス寄与度ランキング(2026年8月14日)
■ プラス寄与度ランキング
アシックス|+106.41ポイント
シチズン時計|+4.78ポイント
資生堂|+2.89ポイント
アイスタイル|+2.63ポイント
良品計画|+2.47ポイント

指数マイナス寄与度ランキング(2026年8月14日)
■ マイナス寄与度ランキング
ファーストリテイリング|−16.67ポイント
三越伊勢丹ホールディングス|−11.41ポイント
J.フロントリテイリング|−3.60ポイント
髙島屋|−1.84ポイント
カシオ計算機|−1.72ポイント

※「SVT インデックス」96銘柄
ファーストリテイリング、良品計画、ZOZO、アシックス、yutori、human made、TOKYO BASE、キューブ、クラシコ、TENTIAL、ミズノ、ゴールドウイン、ヨネックス、ゼビオホールディングス、三越伊勢丹ホールディングス、髙島屋、J.フロントリテイリング、エイチ・ツー・オー リテイリング、松屋、近鉄百貨店、丸井グループ、ユナイテッドアローズ、パルグループホールディングス、アンドエスティホールディングス、三陽商会、TSIホールディングス、オンワードホールディングス、ルックホールディングス、ワールド、三共生興、キング、コックス、ヤマトインターナショナル、ダイドーリミテッド、ワークマン、ハニーズホールディングス、しまむら、西松屋チェーン、インターメスティック、Japan Eyewear Holdings、ジンズホールディングス、ヨンドシーホールディングス、フェスタリアホールディングス、プリモグローバルホールディングス、ベリテ、カシオ計算機、セイコーグループ、シチズン時計、クロスプラス、マツオカコーポレーション、ドウシシャ、ダブルエー、ジェイドグループ、エービーシー・マート、チヨダ、AOKIホールディングス、はるやまホールディングス、青山商事、コナカ、ムーンバット、川辺、山喜、サックスバー ホールディングス、東京ソワール、ワコールホールディングス、MRKホールディングス、アツギ、シャルレ、タビオ、ヤギ、タキヒヨー、GSIクレオス、島精機製作所、セーレン、資生堂、コーセーホールディングス、ポーラ・オルビスホールディングス、アイスタイル、MTG、ヤーマン、I-ne、ハウスオブローゼ、シーボン、アクシージア、プレミアアンチエイジング、ハーバー研究所、粧美堂、日本精化、長谷川香料、日本色材工業研究所、田谷、エム・エイチ・グループ、コタ、ビューティ ガレージ、アジュバンホールディングス、ミルボン

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