Japan｜「ユニクロ」と「ジーユー」が9月からショッピングバッグを有料化

ファーストリテイリングは、「ユニクロ（UNIQLO）」と「ジーユー（GU）」の全店舗で、8月31日をもってショッピングバッグの無料配布を終了することを発表した。9月1日から1枚一律10円（税込）で販売する。

ファーストリテイリングは、ショッピングバッグと商品パッケージとして顧客の手に渡る使い捨てプラスチックを、2020年中にグループ全体で2018年実績から85%（約7,800トン）削減する目標を2019年7月に設定しており、この実現に向けて2019年9月からプラスチック製ショッピングバッグを全世界で順次、再生紙など環境に配慮した紙製へと切り替えてきた。それと同時に、「ユニクロ」「ジーユー」の全店舗でオリジナルのエコバッグを販売し、マイバッグとして持参を呼びかけている。今回ショッピングバッグを有料化することで、さらにマイバッグの利用促進とショッピングバッグの使用量削減に努めていく。また、商品パッケージについても、プラスチック製パッケージの撤廃および再生紙など環境に配慮した素材を使用した代替パッケージへの切り替えを順次進めていく。「ユニクロ」のルームシューズでは2019年秋冬シーズンからプラスチック製パッケージを廃止しており、2020年春夏シーズンの「エアリズム」一部商品などでも紙製ヘッダータイプのパッケージを導入。2020年秋冬シーズンからは、「ユニクロ」の「ヒートテック」に加えて、「ジーユー」の一部インナー商品でも紙製ヘッダータイプのパッケージへの切り替えを進めていく。