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「リーボック」の売却先が決定!「アディダス」が米・投資ファンドのオーセンティック ブランズに売却

Aug 13, 2021.西岡愛華Tokyo, JP
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PHOTO:日本限定で発売された「インスタポンプフューリー」の初期モデルカラー「シトロン」

「アディダス(adidas)」は8月12日、「リーボック(Reebok)」を米国・投資ファンドのオーセンティック ブランズ グループ(Authentic Brands Group、以下ABG)に売却すると発表した。売却額は最大21億ユーロ(約2722億円*)で、取引は2022年度第1四半期(1月〜3月)に完了する予定だ。「アディダス」は、完了時に受け取る現金収入の大部分を株主と共有するとしている。

当初、売却先の候補として「ザ・ノース・フェイス(The North Face)」や「ヴァンズ(Vans)」「ティンバーランド(Timberland)」などを保有する米国のVFコーポレーションなどの名前が上がっていたが、ABGが「リーボック」を獲得することになった。ABGは、「バーニーズ ニューヨーク(Barneys New York)」や「ブルックス ブラザーズ(Brooks Brothers)」「フォーエバー21(Forever 21)」などを傘下に収める投資ファンドだ。

アディダス AG(adidas AG)のCEOカスパー・ローテッド(Kasper Rorsted)は、「リーボックはアディダスの重要な一部であり、ブランドとその背後にあるチームが当社に貢献してくれたことに感謝しています。この所有権の変更により、リーボックブランドは長期的な成功に向けて適切な位置に置かれると確信しています。アディダスについては、魅力的な業界で成長し、市場シェアを獲得し、すべての利害関係者に持続可能な価値を創造することを可能にする『Own the Game』戦略の実行に引き続き注力していきます」とコメントしている。

「アディダス」は、2006年に31億ユーロ(当時のレートで約3968億円)で「リーボック」を買収し、当時の買収には「ロックポート(Rockport)」「CCMホッケー(CCM Hockey)」「グレッグノーマン(Greg Norman)」が含まれていたが、後に合計4億ユーロ(約518億円*)で売却された。 「アディダス」は、2016年から「リーボック」の再建プランを実行し、2018年には黒字化したものの利益率が低く、さらにコロナに見舞われて業績が悪化していた。「アディダス」は、世界のスポーツ用品市場におけるブランドの主導的地位をさらに強化することに注力すると決定し、2021年2月に「リーボック」を売却する正式なプロセスの開始を発表していた。今後は「アディダス」本体に経営資源を集中する。

*1ユーロ=129円換算(8月13日時点)

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