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「アレキサンダー・マックイーン」のサラ・バートンの後任に「JWアンダーソン」からショーン・マクギアーが就任

Oct 4, 2023.田村太陽Tokyo.jp
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ケリング(Kering)は10月3日、傘下ブランド「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」のクリエイティブ・ディレクターにショーン・マクギアー(Seán McGirr)が就任したと発表した。

 

創業者のリー・アレキサンダー・マックイーン(Lee Alexander McQueen)の死後、13年以上にわたって「アレキサンダー・マックイーン(Alexander McQueen)」のクリエイティブ・ディレクターを務め、9月30日の2024年春夏コレクションのパリコレでの発表を最後に退任したサラ・バートン(Sarah Burton)の後任となる。

 

新たにクリエイティブ・ディレクターに就任したショーン・マクギアーは、アイルランド・ダブリン生まれ。ロンドン芸術大学のセントラル・セント・マーチンズ校でファッションの修士号を取得した。日本のメンズモード雑誌『ヴォーグ オム ジャパン(VOGUE HOMMES JAPAN)』(2012年に休刊)や「バーバリー(Burberry)」でアシスタントとしてキャリアをスタートした後、「ユニクロ(UNIQLO)」のクリエイティブオフィスにてクリストフ・ルメール(Christophe Lemaire)によるメンズコレクションや「ドリス・ヴァン・ノッテン(Dries Van Noten)」のウィメンズコレクションに携わってきた。その後、2020年に「JW アンダーソン(JW Anderson)」に入社し、最終的にメンズ・ウィメンズを含めたヘッドデザイナーを務めた。

 

「アレキサンダー・マックイーン」のジャンフィリッポ・テスタ(Gianfilippo Testa)CEOは、「ショーン・マクギアーをクリエイティブ・ディレクターに迎えられることを嬉しく思います。彼の経験、個性、クリエイティブなエネルギーが、アレキサンダー・マックイーンに力強く創造的な言葉をもたらし、ブランドの比類ない伝統を築き上げるでしょう」とコメント。

 

また、「アレキサンダー・マックイーン」を保有するケリングのフランソワ・アンリ・ピノー(Francois-Henri Pinault)会長兼CEOは、「私たちは、ショーン・マクギアーが新しいクリエイティブな原動力をもって、メゾンの歩みを進めることができると確信しています。この類まれなブランドの歴史における新たな章の幕開けを楽しみにしています」と語っている。

 

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