
「スライ(SLY)」や「マウジー(MOUSSY)」などを展開するバロックジャパンリミテッドは7月15日、東京・神宮前の東急プラザ表参道「オモカド」1階に構える「シェルター(SHEL'TTER)」の旗艦店「ザ・シェルタートーキョー(THE SHEL'TTER TOKYO)」を閉店すると発表した。建物の賃貸借契約満了に伴うもので、閉店日は未定。同店は2012年4月の東急プラザ表参道原宿の開業と同時にオープンし、約14年にわたりブランドの情報発信拠点として営業してきた。
同日発表した2027年2月期第1四半期決算では、売上高は121億6900万円(前年同期比3.6%減)、営業利益は7600万円(同84.9%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は7000万円(同85.3%減)と、大幅な減益となった。
国内事業では、「ロデオクラウンズ ワイルドボウル(RODEO CROWNS WIDE BOWL)」がスケーターやサーフカルチャーを背景に二桁成長を維持した一方、「アズール バイ マウジー(AZUL BY MOUSSY)」は売上回復に時間を要し、国内売上高は前年同期比3.8%減となった。
海外事業は増収を確保したものの、販売費および一般管理費の増加が利益を圧迫した。中国市場では、2025年12月に中国大手EC企業JD.comとの合弁会社を設立しており、日本ブランドの展開を強化するなど、中長期的な成長投資を進めている。5月末時点の店舗数は、国内330店舗(直営253店舗、FC77店舗)、海外5店舗(直営1店舗、FC4店舗)の合計335店舗となった。
2027年2月期の通期業績予想は据え置き、売上高529億7000万円(前期比2.9%増)、営業利益13億5200万円(同320.9%増)、親会社株主に帰属する当期純利益7億4300万円(同102.5%増)を見込む。ただ、第1四半期時点の最終利益の進捗率は約10%にとどまっており、計画達成に向けては今後の収益回復が課題となる。


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