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リシュモンの「カルティエ」と「ケリング」がSDGsに向けて「ウォッチ&ジュエリー イニシアティブ2030」を共同で設立

Oct 6, 2021.Tokyo,JP
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リシュモンを代表する「カルティエ(Cartier)」とケリングは10月6日、「ウォッチ&ジュエリー イニシアティブ 2030 (WATCH &JEWELLERY INITIATIVE 2030)」を共同で設立し、「責任ある宝飾品業のための協議会(RESPONSIBLE JEWELLERY COUNCIL)」の協力のもと、ウォッチ&ジュエリーのグローバル企業に共通する持続可能な目標に対する取り組みを集結すると発表した。

両社は世界の持続可能な開発目標(SDGs)と、持続可能な産業を実現するには共同のイニシアティブによってのみ達成されるという共通の信念のもと、「ウォッチ&ジュエリー イニシアティブ 2030」を立ち上げたという。この提携は、気候レジリエンスの構築、資源の保護、インクリュージョンの促進という3つの分野で、一連の意欲的かつ共通の目標に進んで尽力する、国内外で展開するウォッチ&ジュエリーに関わるあらゆるブランドを歓迎するという。業界初の試みとなるこのイニシアティブは、低炭素化未来を目指して共に歩み始めること、さらには業界が地球や人々のためにポジティブな結果を確実に導き出すことを目的としている。

「カルティエ」のCEOであるシリル・ヴィニュロンは「ウォッチ&ジュエリー業界は、そのバリューチェーン内で地球の貴重な資源や世界中の人々のノウハウに依存しているので、よりポジティブな影響を生み出すために、共に行動するという責務がこれまで以上に明らかになっていきます」とコメント。ケリングのマネージングディレクター、ジャン=フランソワ・パルーは「ファッションと同様に、ウォッチ&ジュエリーについても、いくつかのテーマに焦点を当て、定量化された環境目標という共通の核となるものにみんなで尽力することが、真のインパクトを与えるために最も優れた方法であると考えています。私たちが挑んでいる変化は、地球の未来のみならず、私たちの業界自体そのものの未来にとっても不可欠なのです」と語っている。

 

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