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米コティ社がコティジャパン合同会社を設立 KKRとのジョイントベンチャーとしてウエラカンパニーを始動

Nov 30, 2020.高村 学Tokyo, JP
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米国の化粧品メーカーのコティ社は11月30日、コスメブランド「リンメル(RIMMEL LONDON)」や「グッチ(GUCCI)」、 「クロエ(Chloe)」などのフレグランスライセンス事業の日本における運営会社として、コティジャパン合同会社を設立したと発表した。また、同日付で市原佳代子氏が代表に就任した。これまで、コティグループの日本法人であるHFCプレステージジャパン合同会社が日本で展開するすべての事業の運営をしてきたが、ヘアケアブランド「ウエラ(WELLA)」やネイルブランド「OPI(オー・ピー・アイ)」を含む、プロフェッショナルビューティおよびヘアケア事業の過半数株式を米国プライベートエクイティファンドのKKR&Co.Inc.(以下「KKR」)に売却したことに伴い、日本においても同事業を分割し、11月30日付で設立されたウエラカンパニーに引き継ぐ。 ウエラカンパニーは、HFCプレステージジャパン合同会社の社名を引継ぎ、独自の管理チームと組織構造を持つ独立した会社であるウエラカンパニーとして始動する。CEOには、アニー・ヤング・スクライブナー(Annie Young-Scrivner)が就任した。同氏はスターバックス社で7年、ペプシコ社で19年、営業、マーケティングおよび上級管理職を務め、ゴディバ社でCEOを3年間務めたのち、ウエラカンパニーに加わった。KKRが新会社の株主となり60%を保有し、コティは引き続き40%を保有する。

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