
大丸東京店
大手百貨店6社の2月売上高の速報値が3月3日に発表になった。新型コロナウイルスの影響が数字に現れた最初の月ということで、その減少幅が注目された。
三越伊勢丹 :ー15.3%
高島屋:ー12.4%
大丸松坂屋百貨店:ー17.9%
そごう・西武:ー6.5%
阪急阪神百貨店:ー14.3%
近鉄百貨店 :ー10.8%
そごう・西武をのぞき、軒並み10%以上の減収だ。国内客の減少とインバウンドの急激な減少が直撃した。10%の減収が損益分岐点ギリギリと言われているが、各社ともすでに赤字営業体制に入っているようだ。3月はこの減収幅はさらに拡大することが予想され、百貨店は「非常事態」にいよいよ入った。

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