デサントが希望退職者募集で110名を削減　日本事業の安定化に向けて

デサントは11月25日、日本事業の収益改善の達成に向け、構造改革を実施すると発表した。その一環として、契約社員および40歳以上の正社員を対象に、110名規模の希望退職者の募集を実施する。ただし、販売職正社員は対象外。募集期間は、2021年1月18日から2月1日の間で、退職予定日は3月31日もしくは3月31日までで会社が指定する日になる。退職希望者には退職金規程に定める退職金に加え、特別加算金を支給し、本人の希望に応じ再就職の支援を行う。希望退職に関わる費用として約10億円を特別損失として2021年3月期に計上する予定。デサントは、ECサイトのプラットフォームを刷新し、実店舗とECサイト間の在庫連携を強化することでオムニチャネル化を進めるなどし、日本事業の収益改善を目指す。