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「ディオール」がパリ・ロダン美術館で2021-2022秋冬オートクチュールショーを開催

Jul 14, 2021.西岡愛華Tokyo, JP
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「ディオール(Dior)」は7月5日、クリエイティブディレクターのマリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)による2021-2022秋冬オートクチュールショーをパリのロダン美術館で発表した。有観客でオートクチュールを発表できるのは約1年半ぶりだった。

フランス人アーティストのエヴァ・ジョスパン(Eva Jospin)が「ディオール」のために制作した壮大なインスタレーションはロダン美術館の彫刻庭園の中心部に設置され、7月6日から11日まで一般公開された。ローマのコロンナ宮殿にあるインド風「刺繍の間」と、20世紀モダニズム文学作家ヴァージニア・ウルフ(Virginia Woolf)のフェミニズム宣言となった著作『自分だけの部屋 (A Room of One's Own)』にちなんだ、『Chambre de Soie(シルクの部屋)』がコンセプトとして採用されている。ジョスパンによるユニークなデザインに基づいた全長40メートルもの没入型ギャラリーは、インドにある工房と工芸学校の職人たちによって、すべて手刺繍で制作された。350平方メートルの刺繍を施した記念碑的なテキスタイル建築は芸術とオートクチュールが交差する場所で、類まれなるサヴォワールフェールと文化を称える。

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