ゾゾ(ZOZO)は、ヤマト運輸が提供する配送商品「EAZY」で開始する二次元コードを活用した新たな配送方法に、国内で初めて対応を開始することを発表した。これにより「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」で購入した荷物は、届け先の個人情報が二次元コード化された配送伝票で配送されるようになる。配送対象エリアは6月1日発送分から東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県で対応開始し、8月2日から全国へ拡大していく予定だ。
2020年6月からヤマト運輸が提供を開始した「EAZY」は、ヤマト運輸と連携したオンラインショップ等で注文した商品の受け取りを、自宅敷地内の玄関ドア前やガスメーターボックス、車庫などに置き配指定をすることで非対面で荷物を受け取ることができるサービス。「ゾゾタウン」では開始当初から導入している。
新型コロナウイルス感染症の影響もあり置き配が浸透する一方で、「個人情報の漏洩リスク」に対する不安を感じるという声も多かったが、今回の新サービスではこれまで配送伝票にテキスト印字されていた届け先が二次元コード化され目視で判別できなくなるため、第三者への個人情報漏洩のリスクが低減し、利用者は安心して置き配など非対面での受け取り方法を選ぶことが出来るようになる。また、梱包資材を廃棄する際の、貼付された配送伝票を剥がす手間も解消される。