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エプソンが「ユイマ ナカザト」とパートナーシップ 新しい衣服の可能性を開拓

Oct 21, 2022.岩見光Tokyo,JP
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セイコーエプソンは、「ユイマ ナカザト(YUIMA NAKAZATO)」とパートナーシップを締結する。セイコーセプソンは、「ユイマ ナカザト」のビジョンに賛同し、デジタル捺染技術を用いて、同社がこだわる繊細な手描きの質感および色の再現性と、環境負荷を低減した衣装制作の両立をサポートする。

「ユイマ ナカザト」は日本のファッションブランド。2009年にファッションデザイナーの中里唯馬が自身の名を冠してスタートした。オリジナル素材であるホログラム生地が特徴で、光の反射する角度によって、神秘的な色味を楽しむことができる。また、日本人史上2人目で森英恵以来となるパリ・オートクチュール・ファッションウィーク公式ゲストデザイナーの1人に選ばれ、2016年7月からコレクションを発表し続けている。過去には、レディー・ガガやEXILEらの衣装デザインも手掛けた。衣服の進化がより豊かな未来を創造するというビジョンのもと、未来に対する責任を果たしていくため、使用する素材やその調達先とも関わり、長く着用し循環させることができる衣服を提供する。

本パートナーシップでは、「ユイマ ナカザト」が掲げる「全ての人に1点ものがもたらす喜びを」というコンセプトのもと、環境負荷を低減しながら、1人ひとりの多様なニーズに応える高品質な衣服づくりを可能にするためのプロセスや技術研究、仕組みの提供を通して、ファッション業界におけるバリューチェーンの進化の実現を目指す。

「ユイマ ナカザト」の表現の可能性を最大限に広げることが、本パートナーシップの短期的な取り組み。セイコーセプソンは2021年から「ユイマ ナカザト」のパリ・オートクチュール・ファッションウィークにおけるコレクション制作をサポートしている。「ユイマ ナカザト」のコレクション制作においてデジタル捺染技術を活用することで、水の使用量を削減することにこだわり、低環境負荷の工程と表現の自由度との両立を実現。また、デジタル捺染は刷版を必要としないため、必要な時に必要な量を生産することに適しており、特に今回使用した顔料インクは染料インクに対し工程が短く、「ユイマ ナカザト」のコレクション直前まで衣装デザインを作り込むことができる。

中長期的な取り組みとして、さらなる表現の幅を広げる「ユイマ ナカザト」のコンセプトを体現するため、衣装制作から空間制作まで、エプソンの技術を用いて総合的なサポートを行う。新素材生地とデジタル捺染を融合し、新しい衣服作りの可能性に挑戦。エプソンのドライファイバーテクノロジーを活用することで、コレクション会場で使用した紙の彫刻(造作)を再生し、別の用途で使用するための研究や、さらに、繊維の再生についても研究を行い、循環型サプライチェーンの可能性を検討する。

 

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