H&Mジャパンは、12月31日付けで北東アジア代表取締役社長のルーカス・セイファート(Lucas Seifert)氏が退任し、本国スウェーデンに帰国後、H&Mグループの人材・組織開発部門の統括責任者に就任すると発表した。ルーカス氏は2017年2月にH&Mジャパンの代表取締役社長に就任し、その後は日本と韓国を統括する現職を務めてきた。今後は、スウェーデンの本社にて、組織開発や人事、企業文化、リーダーシップ、インクルージョン&ダイバーシティなど、H&Mグループ全体の人材育成と働き方を統括する。
後任には、アネタ・ポクシンスカ(Aneta Pokucinska)氏が就任する。アネタ氏は、15年前に「H&M」の店舗からキャリアをスタートし、その後数々の市場における様々な職務を通じて経験を重ねてきた。現在は、「H&M」ブランドのオムニ・リージョナライゼーションの組織変革の責任者を務めている。就任日は2022年1月1日付けだが、日本政府による入国制限があるため現時点では赴任日は未定といる。